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まず、山頂付近に12時過ぎに到達した時に、おじさんが「到着時間が遅すぎる」とキレてくる。
ええ?私は早月尾根から来たし、今晩は早月小屋に宿泊するので、叱られる筋合いは無い、と思うんですがね?
心の中で思いながら、無言で傍らを通り過ぎた。
次に下山時。
早月小屋手前に到着した時、雨に降られたせいもあり、もう16時近くになっていた。小屋に心配をかけないように、14時ごろ連絡をしたので、落ち着いて行動できる(1分でも遅れると説教をする山小屋もあるとか)。
その場所で、高齢の登山者が、今から山頂を目指す、という。
小屋からわずかな距離である。そこから16時から山頂に行くのは無理なので、引き返すように促す。
早月小屋に入る。
荷物を乾燥室に入れ、部屋に入って布団を敷き、指示された場所に寝ようとすると、他の登山者が「邪魔だから、あっちへ行ってくれ。あっちの方が空いているだろう?」という。
こっちは小屋のスタッフの指示に従っただけなのに。なんでそんなことを言うのか、と思いながら、その登山者のいう事を聞く。
面倒な争いは嫌だから。
後から分析してみると、やはり人間、疲れてくると腹が立つようなのだ。
また、空腹も関係しているようだ。
そのような状況で勝手にキレてくるような人は、相手にしてはいけない。
たとえ小屋のスタッフであったとしても、無用な争いを避けるために「とりあえず」無視するか、我慢するかしたほうがよい。
疲れていらっしゃるのだ。
「憑かれる」と「疲れる」は同音異義語であるけれども、もともとは同義語ではないだろうか?
キレている人は、山の霊気に文字通り「憑依されている」のではないか?