ヤマレコのジャンル選択には沢登りはあるが川下りはないのでまあ日記にでも残しておこうかな。
2:30に自宅を出発。10:00にゴール地点に到着。チャリをデポしてスタート地点へ。
すげー急坂で焦る。ゴール設定ミスったか。
明日のことは明日考えることにして出発準備。昨日の雨で水量や水質を心配していたが問題なさそう。
まあ本来のきれいさではないんだろうけどきれいな川は他にもいっぱいあるから次の機会に。
そんなことより景色がすごすぎる。すごすぎてもうこれ以上の川旅できないんじゃないかと思った。
自分ひとりでやってることなのに現実味がない。なんとも形容しがたい空間に浮かんでいる。
やればわかるし、やらなきゃわからないとしか言えない。山と一緒だ。
1時間ほどして河原へ上陸してラーメンを食べる。ちゃんと漕がないとあんま進まない。やっぱゴール設定ミスったか?
でもだんだんまっすぐ進めるようになってきた。瀬のようなものがたまにあって興奮する。(瀬と呼ぶにはあまりにもゆるい)
全体の4割ほど進んだところで幕営地を設定。ペグが効かない。またか。
あとクローブヒッチがうまくいかない。どうにかこうにかツエルト設置。支柱にしたパドルがイカす。これがしたかったのだ。
枝を拾ったり、、あとなんだっけな。いろいろ忙しかった記憶。謎にドイツのビールを飲む。
誰もいない渓谷の河原最高すぎる。焚き火あったかい。(気温が高いのでありがたみはない)
浅い眠りの3:00、雨音で目が覚める。そんな予報知らない。すぐやむだろうと思ったがどんどん強まる。
5:00小雨。朝はパンの予定だったが寒い(冷たい)のでラーメンにする。準備してたら晴れてきた。幻想的な朝だった。
最悪雨でもしょうがないと思っていたがばっちり晴れた。濁りもないし青空も垣間見える。
き、きもちえーい。もはや流されるだけでも楽しいし、漕いで漕いでも漕ぎ足りないような錯覚。
実際は帰りのチャリが不安なのでちょい焦っている。
河原のキャンプ場かな?ギャルが川に足をつけてくつろいでいる。これはロマンスの途中。
いい具合の中州で休憩。パンとコーヒーとタバコ。水浴び。
なにげにあとワンコーナーでゴールってとこまで来ていた。そうなると名残惜しい。
ストロークはゆったり。それでいて力を振り絞るようにフィニッシュ。
ちょうどタンデムカヤックが通りあいさつ。いってらっしゃい。俺は帰る。
ってことでデポったチャリに身軽で乗り込む。昨日ビビった急坂をザックを担いで登るのが無謀に思えたのだ。
しかし荷物がなければどうってことはない登りだった。ダンシングもほとんどせずに気持ちよく登る。適度に暑かったりトンネルで冷えたりで気持ちがいい。
結構下りもあって快走。30分ほどで快適にスタート地点にゴール。スタート地点に、ゴール。
車にチャリを積んで荷物を取りに戻る。なるほどこうやって川を旅するんだな。今度は荷物を背負って戻ろう。よく考えたらわかることなんだけど、川を下っている以上帰りは必ず登らなきゃいけないのだから。
簡単には行けない渓谷はもちろん素晴らしかったが、帰り道に見た簡単に行ける太平洋もまた、美しかった。
1日目が6.5km。2日目は8.5kmとバイクが6.5km。
ゴール設定ミスったかと不安だったが終わってみたらちょうどよかった。明るいうちに帰宅できたしなんならもうちょいゆっくりしても平気だった。まあたいしてカロリー消費してないし、核心は車の運転が長いことか。
絶対腕が筋肉痛になると思ったけどふくらはぎが一番痛い。意外。なんでだろ。乗艇姿勢か力の入れ具合の問題か。
ヘルメットにつけたGoProの画角が微妙だった。要改善。
山と川をつなぐ旅ができるようにそれぞれレベルアップしたい。
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