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4月 放山(シャルマン火打)
飲み会の多い春。ザラメ雪でスキーの春。
5月 立山周辺
雷鳥沢とローソク岩の下から滑走。未熟さを感じると共にこの先の希望も同時に感じた。
6月 白山 鍬崎山
限界を超えることでしか成長しないんじゃないかと思い始める。
7月 白兀山(鳶岩) 白馬岳
生と死を考える。鍛錬を積むことで余裕が生まれ、山を楽しめるようになりたい。
8月 薬師岳 唐松岳 燕岳 クズバ山
絶景の夏。初めてのSea To Summit.
9月 槍ヶ岳 常念岳 高坪山 針ノ木サーキット 野谷荘司山〜三方岩岳
スピードハイクを意識し始める。意識してるだけ。ナイトハイクに慣れてくる。
10月 白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)
初の南アルプスには雪が舞う。暴風雨の稜線から終わりの見えない下山。
11月 道宗道(井波〜平) 僧ヶ岳撤退(第3登山口〜1431mピーク)
晩秋と初冬を堪能。
12月 僧ヶ岳撤退(第2登山口〜避難小屋跡) 乗鞍岳(休暇村〜肩ノ小屋) 大長谷温泉(仁王山撤退)
思い通りにならないこともある。想像を上回る瞬間もある。
2月 牛岳 猿ヶ山 旧スノーバレー利賀 荒島岳 天狗山 白鳥山 ひよどり山
スキーばっかりにならないように。しかし2月とは思えない陽気に、スキーが恋しくてたまらない。
3月 西穂独標 御世仏山 初雪山 大品山 仁王山〜白木峰
全然ダメダメだなと多くの場面で感じる一方で成長したなと実感することもある。Winter,again.
暗闇。天候悪化。ラッセル。12時間オーバーの行動時間。1年目では避けがちだったことが2年目では普通になってきた。麻痺してきたともとれるが、麻痺しないとやってられないともいえる。この絶妙なバランス感覚を忘れないようにしないと、容易に事故が起こるだろう。
2年目は「自分の能力を見極めて登りたい順に条件のいいところに」をコンセプトに掲げていた。しかしこの「能力」と「条件」というのはそんなに簡単には見えてこないものだった。他人様のレコを擦り切れるまで見たところで自分の能力で登れるかはわからないし、気象予報は当たるとは限らない。毎回そんな不確定な要素をつぎはぎした山行計画をつくり、時には際どいシーンを乗り切って下山した。結局行ってみなきゃわからないとも言えるのだが、それじゃ命がいくつあっても足りない。やっぱりどこかに線を引いて判断する必要がある。
3年目は安全第一。もっと高く、もっと遠くへとエスカレートしていくのは目に見えている。諦めない強い気持ちも必要だが、それ以上に諦める勇気も大切だ。誰かが判断してくれるわけではない。山行計画、準備、状況判断。全て自分自身でやり遂げる。言うのは簡単なんだよなあ。
テントを担いで数日歩けるようになりたい。自転車を有効活用したい。理想と現実を見定めて、理想に近づけるように行動と反省を反復していこう。
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