という問いに対して
そこに山があるから。
というのは、元を正せば誤訳にも近いジョージマロリーの、なぜエベレストに登るのですか?という問いに対しての、because it's there.ですが、
副音声:分かんねぇ奴には一生分かんねぇよ、めんどくせぇ!
くらいな気もします。
カッコつけて言ったセリフじゃなくて、外人特有のニヤッと笑ってはぐらかしたセリフだったんじゃないかなぁ。
なんで好きなの?に対して、好きなもんは好きなの!以外に言える事なんて、全部不純物だと思うしね。
じゃあ、山でどんな瞬間が一番好きか?と問われたとしたら?
これはとてもとーっても難しい。
いや、色々ありすぎだろ、と。
終わる気配もない樹林帯をよく分からないテンションで悪態吐きながら登るのが好きだ。
どこまでも行けそうな稜線を疲れを忘れた気になって歩くのが好きだ。
絶景に見惚れながらタバコふかすのも大好きだし、普段は出さないコミュ力をすれ違う同族達に発揮するのも好きだ。
撤退する勇気とかいう言葉で誤魔化しながら敗退して悔しい思いで酒を煽るのは惨めで堪らない。
雪辱を果たして登頂して俺やるじゃん!と悦に浸るのも言葉にできないものがある。
もう分かる人にしか分からない少佐の演説調で書き散らしたくなる程度には色々大好きです。
(知らない方は"少佐 演説"でググってくださいw)
でも、ひとつだけ、というなら、
私は多分、避けようがない中で危険に挑んで超える瞬間、が一番好きなんだろうなぁ、と。
トロルの舌の先まで行って座ってみるとか、別にやらなくても構わない怖いことをわざわざやるのは、それはそれでいいけど、私の大好きな瞬間とはなんか違うの。
選択できちゃダメで、怖いけど、行くしかない、やるしかない、みたいな瞬間が多分すごく好き。
そういう意味じゃ、いいとこ中級者で、色々足りてない今が一番多分楽しいんだろなぁ、と。
今日の仕事中、暇だったから頭の中は登りたい山と山行計画でいっぱいでした。
とりあえず、雪の剱岳行って雪と岩の殿堂を堪能したいけど、積雪期に剱岳やる実力と装備がないので、手持ちで足りるだろう初冠雪の日を狙って行くことを決めましたw
もうね、酔ったノリでてきとーに書き綴ったコレ、どう締めるのよ…
とっ散らかった頭の中と雑記を締める言葉なんてそれこそ"ひとつだけ"しかないのです。
カモン、私の中の少佐。
よろしい。ならば登山だ!!
以上、矢野顕子と少佐が同時に降りてきたよく分からない酔っ払いな夜の雑記でしたw
所々共感しました。
山登りキツくないの?一人怖くないの?天気いまいちなのに登るの?雪降ったのに行くの?危なくないの?等々、山登りしない方からの質問、時々面倒だなぁと(^^;
tak_tさんのおっしゃる通り「好きなもんは好き」!好きな瞬間?毎回、その時々で最高の瞬間があります!
ところどころ共感、という言葉が秀逸だなぁって思いました。山やってる同士でも好きなことに当然ズレがある訳で、そりゃ山と縁がない人には分からない世界だよねぇ…と^^:
好きなもんは好きでお互い突っ走りましょう✨
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