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とにかくわかりにくい!!
いきなりこの時はこう、こういう時はこう、、、って
センター試験勉強か!!!とw
装備のハードル云々以前に、これも冬山を遠ざける一因なんじゃないかと思う程度にはわかりにくい。
というか、初心者の"雪山は異世界""アイゼンとかピッケルとかよくわかんない"という心理に配慮した説明になってないのばっかりで個人的にはとっても難儀しましたorz
一回やってみたらなるほどな、とは思ったけども。
というか、ステレオタイプで場合分けして暗記するより、山は色んな状況があり得るんだから、まず求める結果が何か?その為に今ならどんな足運びが最善か?という思考回路になるよう仕向けていかないと逆に危ない気がします。
元塾講師としては、自分だったらこんな説明はしないだろうし、理解させる土台を作る為の前置きを必ず入れるなと思いました。
例えば、こんな感じ??
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初心者にとって、アイゼンを利用した歩行は何か特別な技術のように思えますが、最終的に求める"結果"は夏山と変わりません。
転ばない。滑り落ちない。
結局、欲しい"結果"はこれだけです。
試しに想像してみてください。
夏山だったら、転ばない・滑り落ちない為にどんな所に足を置きますか?
大なり小なりのなるべく水平な足場か、足をかける所がなければ足裏全体を岩に押し付けてなるべく摩擦力が働くようにしますよね。
冬山なら前者が足を水平に蹴り込むキックステップ・フラットポインティングで、
後者が足裏全体を斜面に押し付けて沢山の爪を雪面に食い込ませるフラットフッティングです。
ただ、夏山と違うのは、夏山は足場を選ぶだけなのに対して、冬山はそれに加えて"足場を作る"という感覚が必要になることでしょうか。
その為に場面ごとの具体的な足運びの仕方を見ていきましょう。
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…くらいの前置き入れるだけで、格段にとっつきやすくなると思いました。
夏山だって、気軽に楽しめる絶景から、1ミスで死亡確定なガチ異世界まで色々あるんだし、それは冬山も同じじゃないかな、と。
油断はせず、かといって、ふわっとしたイメージだけに怯える事なく、各人にあったレベルの冬山をそれぞれに楽しめたらいいなと思います^^
…まぁ…その為には情報収集が欠かせないのですが…
先日のガチガチクラストな木曽駒ヶ岳にほぼ無装備で突っ込んできてた一部登山客を見てると、
コイツらは脅しすぎるくらい脅しておいて、なお足りないくらいじゃないかな、とも思います…。
なんとも匙加減が難しいところですね^^:
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