ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > やすさんのHP > 日記
2019年09月23日 10:43出来事全体に公開

『言霊』ことだま

伯父の三十三回忌法事が行われました。
伯父は9人兄弟の長男として生を授かり
若いては昭和の初期より家業である漁業は網元の頭首として
曾祖父と共に営んでおられました。
戒名の中に海・豪・健とあり、
海は海の恵みの懐深さと爽快な青空と蒼い海の癒しさをあらわし、
豪は荒れ海の弱身となる時も支えとなり導く強さをあわらし、
健は平等に分け隔て無く家族従者隣人が健やかであるように志す。
私が幼少の頃夏休みになると帰省していた頃
まさしくその様な人でゆえに親しまれていた伯父でした。

法要も終わり最後にお住職がお話をされ内容が
次のような意味深いことでした。

『言霊(言魂)』(ことだま)を信じている方いますか?
前置きあり・・・、
ある実験がなされ、
炊かれたごはんに悪しき言葉で文句や悪口を掛け続けていると
至に食べる事が出来ないカビがはえて、
一方別のごはんには愛しみのある、頂きます。ありがとう。おいしい。
などと言葉を掛け続けていると至にご飯は香り良く麹が
まとわり付いた様になっていたとの事、
これは、この二つの違いは『言霊(言魂)』による
使途の現れとされていると話をされました。

まぁここまではよくある例えの話として聞いていましたが、
しかしこの話には続きがありその最後に、

実はもう一つ炊かれたごはんがあり
それには何も言葉を掛けることなく全く何もしなかった
ご飯があったそうです。
すると、悪しき言葉を掛けて続けていたごはんよりも
もっと早くに食べる事が出来ない代物になっていたとの事でした。

これは、
愛しみのある言葉を掛けたご飯は『大くの関心』からその様になり、
悪しき言葉を掛けたご飯はまだそれでも『関心』があるから
その様になり、だが全く何もしなかったご飯には『無関心』だから
早々にその様になってしまったのです。と話されました。

そんな話を聞き帰り路に普段の生活を振り返り、
その中の一つの山行活動に置き換えてみると、
お山そのものに、お山に接して、絡む人に、相互の人達、
それぞれの自然の在り方、
それぞれの人の思考価値観行動の違いの在り方、

がありますが、
意味深いそのお話に
自身の様の在り方も、考えました。

というそんな事がありました。
さて台風後で天候イマイチだけど、
今から一山登りに行ってきます!
yasu
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:323人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。