20時・師匠と合流し、師匠の車で富士山・吉田口に向かう。買い出しや夜ご飯を食べたりしていて、中央道・八王子インターから高速に乗ったのは22時くらいだったかな?
9月5日0時頃?・パーキングエリアにて休憩。ここで、まさかまさかのハプニングが発生。トイレを済ませて車に戻ると、師匠が「ヤベェ…」と一言つぶやいた。
「どうしました?」と聞き返し、返事の内容を聞いて目が点に。
「靴を忘れた…(°_°)」
「えっ!?」
「靴を乗せ忘れたぁーッ!!((((;゚Д゚)))))))」
「ええええーッ!!!(◎_◎;) 一番忘れてはいけないし、忘れにくい物じゃないですかぁ!!」
「どうしようかなぁ〜!?今から取りに戻るかぁ?」
「戻ってもイイですけど、寝る時間が無くなりますよ?」
「だよな…(ーー;)。ドンキで代わりになりそうな靴は売ってるかな?」
「とりあえず、行ってみましょう!」
ドンキに行っては見たものの、代わりになりそうで登山が終わった後でも日常的に履けそうな靴とサイズが無く、結局、運転用に履いていたパッと見は登山靴に見えなくもないサンダルで登る事にした師匠。
9月5日1時頃・富士スバルラインに入り吉田口に向かったのですが、途中で交通整理員に車を止められ「ここから上はすでに満車なので、ここに停めてください。」と言われ、「ここから吉田口まではどれくらい?」と聞いてみると「約2キロかな~?(・ω・)」という答えが。
「みんな天気予報を確認して、今日(5日)しか晴れ間がないから集中して来ちゃったんでしょうね〜(ーー;)」
登る為の準備をして車中泊をし、朝4時に起床。駐車場を4時30分に出発しました。
9月5日5時・富士山五合目吉田口に到着。駐車場から吉田口に行くまでに夜が明け始める。トイレを済まし、吉田口を出発。
6時・六合目と七合目の間くらいで雲を抜けてくる日の出を拝む。
いつも通り約30分おきに休憩を取り、ゆっくりしたペースで登っていきます。
途中である少年とすれ違い、しばらく同じようなペースで登っていたのですが、周りに親らしき人がいない事に気づき、師匠がその少年に声をかけてみました。
「僕、まさか一人で登ってるのかな?」
「ううん、お母さんと妹と一緒だけど、追いついてこないの。」
「へっ!?僕が先頭を歩いてるんだ?」
「うん!そうだよ!だって僕はいつも登りにきてるし。」
「へぇ~。富士山は何回くらい登った事があるの?今はいくつ?」
「8歳で、今日で10回目くらいかな?」
「…( ̄O ̄;)。そうなんだ。。。お母さん達、早く追いついてくるとイイね。」
「うん!それまで休憩してる!」
「そっかぁ。じゃあ、気をつけて登ってね〜。バイバイ!」
と、別れ際に師匠が少年に行動食として持っていたグミをあげていました。
「師匠、あの子、僕よりも富士山に登ってましたね…(ーー;)」
「俺も10回目くらいだぞ…(~_~;)」
なんか、お互いにションボリしてしまいました。。。
そんな会話もしつつ、足は頂上へ少しずつ近づいていきます。
富士山に登った事がある方はわかると思いますが、富士山は日本で一番長い坂道でもあります。
登りは、平坦な道はもちろん下り坂は一切ありません。
ひたすら登るのみ!!
そこを、靴を忘れてしまったが為にサンダルで登っている師匠を僕は越えられないと思いました。
まぁ、富士山はジョギングシューズやスニーカーで登っている人もたくさんいますけど。(笑)
たまに、足は大丈夫ですか?と尋ねると、「小石は入るし、やっぱりちゃんとした靴じゃないと登りづらい」と言っていました。
次からは、合流する前に『靴は乗せましたか?メール』を入れてあげようと思います。( ̄▽ ̄)
9月5日9時30・本八合目富士第一ホテルに到着。
ここで、ずっと抜きつ抜かれつをしてた女性登山者と休憩のタイミングが合ったので話しかけてみました。
どうやら、一人でツアーに参加してきたらしく、「本八合目に10時30分に着いた場合はその時点で下山してください。」とツアコンの方に言われてたらしい。貯金が1時間できた事で山頂まで行く事にしたみたいですが。
その後はお互いのペースで山頂まで登り、11時くらいに登頂。
僕と師匠は持ってきていたカップラーメンと、師匠の奥様が握ってくれたおにぎりを食べて満腹。満足。
師匠の奥様のおにぎりは二年連続(3年かな?)でいただきましたが、今年もカップラーメン以上に美味しかったです☆(*^◯^*)
ごちそうさまでした!(^o^)
そんなこんなで、山頂での贅沢な昼ご飯を食べ終え少しマッタリし、12時30分すぎに下山を開始。
下山中はこれといったハプニングはなく、順調に下って行きました。
唯一気になった事と言えば師匠の靴…。あっ、靴じゃなくて脚だ!(笑)
さすがに、下りは登り以上に小石も入るし負担もかかる。
途中で靴が壊れたり脚が潰れたとしたら、師匠+荷物をおんぶして下れる自身はない。
とにかく、吉田口までは無事に自力で下ってほしいなぁ…(´・_・`)と思いつつ後ろをついて行く。
富士山・五合目吉田口。
15時50分。無事に到着。
後は車まで歩くのみ。
ところが、最後の最後で思わぬ落とし穴が…(ーー;)
吉田口から約2キロの地点の駐車場に車を止めたので、意気揚々と路肩を歩いて行く。しかし、行けども行けども車が見えてこない。
(確か、このトンネルを過ぎてちょっと行ったとこに止めたよなぁ~)
「あれ!?ない!」
「まさか、パクられたとか!?」
「いやいや!それはないだろう~」
「そうですよね〜(^◇^;)もうちょい先でしたっけ?」
行きはヘッドランプを点けて吉田口に向かったので、周りの景色がまったく把握できてなかったのは確かですが、ここまで距離があるとは思っていなかった…。
中々、車にたどり着かず、疲れきった身体が重い。。。
結局、車に着いたのが16時30分。
行きに出発したのが4時30分。帰り着いたのが16時30分。
ピッタリ12時間の富士登山。
ある意味、凄い。(°_°)
なんだかんだで、一番疲れたのは吉田口から車にたどり着くまでの区間でした。(^◇^;)
その後は、いつも寄っている石和温泉に行き、マッタリと過ごして帰路につきました。
今回の富士登山も楽しく終われて良かったです☆(^^)
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