![]() |
一変しかけていた頃、県内で時間的に一番遠い
場所へ車に家財道具を詰め込んで赴任した。
周りには緑と山と滝しかない赴任地、20時に
閉店するスーパーで買い物をしなければ、夕食
の選択肢は、当時、時短で22時まで営業して
いたすき家しかなかった。
自宅で過ごせば、感染リスクが皆無なのは、
わかっていたが、閉息感に息詰まってくる。
そんななか、同じ事務所に、ひとり近所の
桜を巡り歩いている若者がいた。
一年先に赴任した若者は、緑と山と滝しか
ないこの地を、詳しくリサーチしていて、私
を外に連れ出してくれた。そんな道中、なに
か、せっかくだから記録を、と見つけたのが
ヤマレコだった。
以来、週末や休みに活動するときは、山で
なくてもヤマレコを起動させるようになった。
日記で自分を表現する試みの場を提供して
もらったのもヤマレコだった。
それから何年かして、
右足首の骨折に気づかず手前を変えながら
自力で下山して来たときもヤマレコは、10分
おきに時間と標高を教えてくれながら、寄り
添っていてくれた。
山に入って山から学び、気づきを受け取る
とき、ヤマレコを通した安全な山行の担保が
なければ、こんなに楽しませてもらえること
はきっと、なかったに違いない。
年を重ねながら、いずれは思うように体が
動かなくなるときを迎えても、ヤマレコが側
にあってくれたのなら、私を外に連れ出して
くれるような気がする。
歩き始めた私の左肩スマホホルダーには、
スマホの中に20周年を迎えたヤマレコ。
「登山を開始しました。
現在の時間は、●時●分、標高は●メートル
です。」
今回も、これからも、よろしくお願いします。
【🏔? ヤマレコ20周年記念
#ヤマレコと◯◯ 日記キャンペーン】
👉 https://www.yamareco.com/modules/campaign/detail.php?id=14
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する