丸の内はキラキラ☆の巻

　いよいよ今年も年の瀬。何かと忙しない師走だったけれど、仕事も納まったし、ようやくのんびり美術館巡りと出かけたら、今年は今日（１２／２８）が最終日。
間に合って良かった〜。
　さすがに、年末休日の大手町は閑散としていて、高層ビル群の鑑賞にはもってこい。レストランは数件がランチ営業していて、嘘みたいにゆっくり食事ができた。丸の内もそんなに混雑していないが、行幸通りは何やら物々しい・・・何で？
　三菱一号館美術館のMillet展は程々の混雑具合。期待以上に楽しめた。絵画にだいぶ接近して観られるので、じっくり鑑賞。ポスターになっている「種を蒔く人」の存在感は凄かった。ミレーと他の画家では、同じような農民の絵でも印象が相当違って面白い。ミレーって人は人間も含めた自然に深い敬意をもって絵を描いたのかな？と思うくらい、絵に神々しさがある。一種の信仰とまで思えてしまう。満足の展覧会だった。ミレー展は来年１／１２まで。
　すっかり日が暮れてから外に出ると、凄い人通り。東京駅舎や丸の内仲通のイルミネーションで大賑わい。まるでお祭りみたい。仲通は普段でもブティックが並ぶ洒落た街並みだから、イルミネーションが良く似合う。 　普段は写真を撮りながら歩いていると、いかにも御上りさんっぽくて気が引けるのだけれど、今夜はカメラマンが大勢だった。カメラをぶら下げて有楽町まで楽しい散歩ができた。