一年ぶりのヤマメ釣り

5月15日、釣友と昨年の6月以来、久々にヤマメ釣りに行って来た。
釣り場は10年来通ってる福井県日野川だ。以前は月に２回釣行していたが、ここ数年、加齢による怪我の不安と日野川の水害もあり足が遠のいてしまった。
一昨年8月の大雨による大水害の影響はかなり大きく、支流の孫谷川は両岸をコンクリートで覆った水路と化しており、本流の今庄付近では未だに河川工事がおこなわれている。支流の鹿蒜川からも工事の影響か濁水が本流に流れ込んでいた。
この河川工事が終わり、殺風景なザラ瀬の連続となってしまった川が、徐々に魚が棲みやすい渓相に戻る事を願う。
さて、釣果の報告をすると、釣友は本流釣りにこだわり、今庄から合波間で竿を出したがヤマメは釣れず大きさが40センチを超えたるウグイ数匹だけに終わったらしい。
一方、私は支流の田倉川に入り、何とかボウズを免れる程度の釣果を得た。ここも本流程では無いが、渓相が変わり、淵は砂利、砂で埋まった箇所が多くなった。
残念ながら、日野川は3年前程から渓流魚が少なくなったように感じている。
日野川と言えば鮎で、尺を越すような大型鮎が釣れる事で有名である。
漁協は人気のある鮎に力を入れ(仕方のない事だが)放流の増加や河川に入川しやすいように邪魔者の葦(ヨシ)を根こそぎ取ってしまう等、入川者を増やす努力をしている。
私の年齢、66歳と言えば一般的に高齢者の仲間入りとなり、もうあと何年渓流釣りが出来るかわからないが、少数派である渓流釣りの方も少しだけ力を回してもらい、以前の様な本流の幅広ヤマメが見られる川に蘇るようになればと願う。

毎週末山行きをしていて、最近では足が攣るという事が無くなってきたが、本日の釣行では帰宅して車から降りると時間差で両足が攣った。石や岩や渡渉等不安定な所を歩く事がとても筋肉にキツイ運動である事を再認識した。