予想したどおり雪はスキーで滑れるまで積もっていたが、降雪の後に一旦アイスバーンになって、そのあとに雨が降って水が流れて溝ができてしまっていた。滑りにくい。
30年以上前に山スキーを始めたころ、劔沢や別山から室堂を滑って、山スキーってゲレンデよりも楽だなと思ったことがあった。翌日、室堂からの下山で、一の越・東一の越を滑ってロープウェイの下(タンボ平)を滑った時に、初めて雨でできた縦溝を経験した。なんだこの斜面はいやがらせか?というほど滑りにくかった。そな後は山スキーを続けるうちに縦溝の試練を何回も経験するようになった。富士山では初めてだが、GW過ぎの鳥海山、七ツ釜避難小屋から下はいつも縦溝ができていた。
それが不思議なことに北海道の山スキーでは縦溝の経験はほとんどなかった。雨が降っても降水量が少ないのか、それとも雪質の関係で雨水が雪面に浸透するのか?北海道では雨上がりでも快適なザラメ斜面になっていたことが多かった。
今日も南岸低気圧が通過するようだから、富士山なら雪だろう。雪が雨でできた溝を埋めてくれることを期待しよう。
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