登山中の足裏の痛みは、突然起こるのではなく、徐々に痛くなっているはず。我慢しきれなくなるまで放置するのは禁物です。違和感があったら、靴を脱いでなるべく早く応急処置をしましょう。
足底筋(そくていきん)。足を構成する骨と関節の、底屈と背屈(曲げ伸ばし)を行う筋肉です。
歩行時の衝撃を吸収するクッションの役割をしていますが、硬くなってしまうと機能が低下することも。ダイレクトにほかの筋肉や腱に負担がかかるようになるため、小さな断裂が起こります。これが痛みの原因になるのです。
まずは登山靴の中で縮こまって、いびつな状態になってしまった足を解放してあげましょう。足指をそらしたり、足指をグー・パーと動かします。
痛む場所が明確であれば、その部位を指で押してほぐしてあげるのも有効。硬くなった筋肉および筋膜が、柔軟性を取り戻して楽になりますよ。
足裏に負担をかけないためには、
・つま先からかかとまで、靴底全体で着地(フラットフッティング)
・上体を起こして、重心をまっすぐに歩く
・静かに次の一歩を踏み出す
・歩幅を小さくする
YAMA HACKから引用しました。
参照先
https://yamahack.com/4874/2