初めて登山したのは……
小3の時、妙高山に登ったのが最初だった。
きっかけはもう記憶が薄れてしまっているが、父に誘われて、、、そそのかされてか訳のわからないまま連れられて行った。
登山?
山に登る事?
楽しいのか?未だに楽しいのかわからないが……………
その時は何もわからない。ただの小学生。
夜10時位かな?家を出発して燕温泉へ向かう。当時、大型トラックには速度表示灯がついていてアップダウンの坂道が多い国道18号の対向車のトラックの光が先に緑色の速度表示灯がパッと見えて、次にヘッドライトの光がパッと見え、最後にフォグランプの黄色い光がパッと現れる。これが結構楽しくて次のトラックが来ないか待ち遠しかった。
これは今も同じようなライトの現れ方をすると、そのころを思い出してしまう。
懐中電灯を片手に燕温泉から登り始める。登山届けのノートがありそれに記入して神社でお参りをして安全を祈願しキー情のコンクリート道を暫く進む。このコンクリート道が急坂でしんどい。
やがて細い山道になり斜度はないが右側が谷になっている所を進んで行く。
もっとも夜歩きなのでそんな崖っぷちは見えずに……突然、足を踏み外し落ちてしまった!というかその場所にたまたま薮がありそれに引っ掛かってストップし谷に落ちていく事を免れた。。。父は慌てていたが……もうダメかと思ったと言っていた。。。
ここを通る度に気が引き締まる思い出の場所となっている。
胸突き八丁
胸を突くほどの急登みたいな意味は小学生でも理解出来たかな〜長く急でいつまでも続き終わらないんじゃないか?というくらいなショッキングな道のりだった。
天狗堂
胸突き八丁終点が天狗堂でこじんまりとした広場になっていて小さな祠がある。
たしか………ここで何かおにぎりを食べたかな〜
なのでこの場所は私の中では大休止の場所でインプットされていて、妙高山に登る時はとりあえず天狗堂まで頑張ろうと第1チェックポイント時はなっている。
風穴
涼しい風が出てくるぞと教えられた。確かに涼しい。
この辺にくると下界の灯りが見えてきて登ってる感がある。
鎖場
時間がまだ早くこのまま山頂にいくと日の出まで時間がありすぎるので寒い思いをしないように鎖場直下で暫く時間調整した。
星空が本当に綺麗で流れ星を初めて見た。。。それも、いくつも。。。
鎖を力一杯握り登っていくと空が少しずつ明るくなっていく。
山頂まで岩登り的なイメージ。
山頂にやっとたどり着きました。。。
山頂には小さな祠がある。今も変わらずある。。。
日の出間際に恒例の冷たい風の洗礼を新聞紙を身体に巻きしのぐと、初めての御来光が!美しい……と多分思ったとしとこう。
太陽が出てくると直ぐに暖かくなってくるのが感じる。
へぇ〜これが登山か。。。
下山はそのまま南峰から北峰へ抜けて長助池方面へ下る。
こっち側の下りはいつも膝が笑うくらいきつくい。
その頃の下山の記憶がほぼないが、あと山を3つ越えないと着かないと言われた時は心が折れた。てか下山した時から心が折れていた。
このコースはこの後、毎年の様に続くのでした。
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登山は夜登り、御来光を観るもの。
そう思ってました。。。はい、何か?
なんで夜登るの?と聴いてみました。
昼間なんて暑くてやだ!だそうです。
なるほどね〜
アディオス
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