⚫基本的に自身の過去記録と合わせて安全対策情報を紹介してゆこうと思います。
山人(やまど)的な情報発信(?)とはいえ、地域性や個人的な偏りがあるかもしれないので寛大な対応を宜しくお願いします。
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山人{読み}やまど、やまんど
:山菜採り・キノコ採り・杣・歩荷・山での諸々の作業を行う者。ほぼ死語。
杣{読み}そま
:きこり・たきぎ売り・山の木に関わる技能職
ベテラン
:その道の技術に優れた者。
{古参トークRPGの日本語訳}古強者。
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ベテラン登山家は溢れる体力と優れた技術力により多少の装備不足にも対応可能な実力を持っていますが、私のようなナンチャッテモドキでは装備に頼るしかありません。
私は山菜採り・キノコ採り・枯れ木や風雪損害木の伐採・時々近場の維持のために冬山にも入山します。 最近は純粋な登山はめっきりですが転倒・踏み外し・滑落・落下による行動不能には気をつけています。
以下に所持装備の一部を紹介していますが読み飛ばしても構いません。
私の山道具:(一部省略)
「熊鈴」異なる音色を2個持ち+笛(E-Call)
「トレッキングポール」登山道脇の草にからまないように折り畳み式。先端ゴムキャップ。
「ヘッドランプ」現在3代目。2代目のヒートシンク部にSMZ-01R(非導通性)塗布により放熱性アップ。現行品は分解不可・ヒートシンク無しがある。
「バーナー」PRIMUSエクスカイザーの点火セラミック部を熱収縮チューブ(二重)と樹脂コートにより補強。
「ハンディGPS」2代目。
「地形図」行動範囲の外側も読み込む。電子地図情報からの追加と緯度・経度線記入。
「コンパス」悪天時の方位確認用。
「スノーシュー」和カンジキとの違いに慣れてから本運用。山スコップ・ゾンデ・ゴーグル所持。
「ヘルメット」PETZLバーテックス+バイザーだが、バイザーのイージークリップ部分のみバリ有り。イージークリップ部の黄色いクリック部品のバリ除去により動作スムーズに、イージークリップ凹側の穴の中のバリを丁寧に除去することによりクリップ動作が安定化。この情報はメーカーへ提供も非公認。
「ポイズンリムーバー」日常品化。
「パワー森林香」2代目。予備線香ストッカーに手を加えホールド多少向上。
「高機能中敷きパッド」長靴に使い疲労軽減。
「食料」乾物と湿気物を一緒にしない。
「水」水筒の半分容量を凍らせて出発前に満水にする。(時期による。)
「スピーディステッチャー」皮用目打ちの入手により実用性アップ。
やぶ漕ぎのゴミが首筋から入らないようにロングタオルでしっかりガード。
野ざらし状態の分岐標識は慎重に方向判断する。
尾根筋基準か沢筋基準で行動するようにして移動線を把握。
同じ山域に入山して少しづつ行動範囲を広げる。
草・枝を支点とするときは少しでも根元を握る。
迷いそうならまず戻る。
活動限界時間を守って日帰り下山する。
お山からの「来ちゃダメ!」通知に従う。
熊・迷・毒などの危険な文字の付く地名は警戒感をもって慎重に行動する。
風向きや地形によりクマの接近に気付けないことがあるので注意する。
流水音の激しい所はクマ接近を気付けない。
クマは秘技「止め足」により逃走や待ち伏せ襲撃をするので足跡発見後は警戒を怠らない。
クマか人の接近かわからないときは真横に移動して笛を吹くを2回以上繰り返す。
冬の落とし穴・雪庇・雪崩には気をつける。
サポーター類や医療品を適切に使い、怪我や行動不能を防ぐ。
過去地図と現行地図では測地系が異なるため座標値に注意する。
GPS(GNSS)には高度表示が2種類あるので海抜高度対応を使う。
『GPSTest』の衛星確認やマップの位置ズレ確認を有効利用
ピンチ時は助け合う。
遭難対策の紹介は情報入手時期や分類方法により本来の遭難形態とは異なる紹介をされることがある。
過去の乳頭山の道迷い大量遭難の同日に別パーティーが赤旗で無事下山している噂を聞いたが、一般的な冬山登山者は誰の赤旗か判別可能にして行動しているか疑問を感じる?
建設業・林業等は作業時のフルハーネス着用が法制度化されていますが作業内容によりハーネス仕様が異なります。 登山業界まで法制度化されないとは思いつつ、ヘルメットも努力義務とか言われたら嫌だなと考えているとBook Endが近づいてきました。
安全登山シリーズはひとまず筆置きとなります。
ここまでお読みいただき有難うございました。
遭難を防ぐ技術と遭難時に発見して貰う技術を身に付けて安全登山を楽しみましょう!
Good Climb !! の挨拶と共に。
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