後書き：「沢歩き」「遭難」「クマ」
⚫流れを渡る（渡渉）：
水辺での救助方法を学習しておく。
上流側の天候に注意する。
沢からの脱出口を把握しておく。
冷えには注意する。
転倒には注意する。
流れの緩急を見極める。
川底が部分的に深くなっている所がある。
取水口が隠れている事がある。
流れの中に危険物が隠れていることがある。
上と下の流れの速さが異なる箇所に注意。
流れの強いところは斜めに渡渉したり、真横を向いて水圧を受け流す。
流れに入らずに渡る方法や山側を高巻けるか検討する。
クマが川に平行に山側をついてくるときは警戒されているのでいざという事態に備える。
増水リスクのある場所には幕営しない。
⚫遭難、その後：
元々遭難多発地帯だったためその後もこの山域では遭難が続いた。
一部の人達に「バーナー・レスキューシート・ヘッドランプ」情報だけが伝わり一晩のビバーク後に救出されるグループ遭難が複数回発生している。
遭難対策の一例となっているようだが「地図・コンパス」まで伝わっていないのは不本意。
⚫クマ被害の過去情報・噂：
子クマを撃ち殺された親クマが里に下りてきて火薬の匂いから他の猟師を襲撃。
クマを見つけて慌てて木に登ったが間に合わずズボンを引き下げられた。
丸出しで帰ったかは誰も知らない ？
カモシカの死体が転がっていたがそこから300�丹未僚蠅念豬邯紊縫�マによる人身被害発生。
クマは腐肉喰らいの一面があるため動物の死体周囲には数ヶ月間近づかない方がよい。
クマの巻き狩りを地元に知らせずに実行したため住民の眼前をクマが走り抜けた。
どこに鉄砲撃ちがいるかわからないためこの住民は家に逃げ帰った。
（イノシシ駆除で類似案件あり）
クマ被害防止のための入山禁止措置の山域から帰って来ないため捜索したらクマにやられた状態での遺体収容。
（生前か死後の傷かは非公開）
某園でヒグマ被害のあった年にヒグマを受け入れた別園の近隣山岳地域に赤毛クマが目撃されたためヒグマが逃げ出したと噂になった。
高齢の雌クマにあることを知らない人の中には、ヒグマへの恐怖から正しい情報を拒む人が続出した。
冬の終わり頃に木の伐採中に親クマの襲撃。 視界の隅には逃げる子クマ。
林業での大量伐採なので冬眠クマを追い詰める形になっていた模様。
冬場でも雄クマは空腹から巣穴から出てくる。
雌クマは子クマの保温のため簡単には巣穴から出てこないが、周辺に危険を感じた場合には子クマを守るために飛び出して襲いかかる事がある。
◇冬の熊鈴はクマ除けとなるかクマ呼びとなるかは事例が少ないため自己責任となる。
雪崩の心配がなければある程度は容認して頂きたい。
◇里山周辺の下草刈りによりクマの隠れ場所を減らす。
◇私のクマクマファイトは「無傷＆一歩でも山に入っているため生活圏内ではない」ことから公式のクマ被害には含まれていない。
……なんでやねん !!
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後書きの後書き：
◇依然は山菜採りの集う場があって情報交換の場となっていたのですが、山菜採りの減少・世代交代とネット情報への移ろいからかあまり情報が入ってこなくなっています。
この事が影響しているのか山菜・キノコの単純な誤認が発生しております。
◇特定の山に何度も入山しているとシーズン毎の良い状態になるとお山から「おいで、おいで?︎」と呼ぶ声が聞こえる人も多いことでしょう ？
お山からコース変更を求められたり最高の景色に案内してくれたり、お山との繋がりを感じさせてくれます。
◇お山の楽しみ方は人それぞれ、迷惑をかけないようにして無事に帰ってくれれば何も問題はないのですが昨今は「今のあなたの山レベルとステータス値はいくらで、この山は無理」と判断してくれる人がいなくなっているそう……？
というか、ネット見てGo !! 状態では遭難しに入山するようなもの…!?
（代表例：なんとなく富士山で高山病）
◇ハイキング程度なら簡易的な安物を揃えてもいいかもですが、専門店からしっかりした装備を購入すると違いを実感できて心の余裕がうまれます。
私が20年以上前に購入したバハバック（防水バック）やヘリテイジの防水スタッフバックも現役で活躍しています。
装備にはレスキューシートと紹介していますが所有しているのは「レスキューフィルム・レスキューフィルムシュラフ・レスキューシート」です。（商品名により表記が異なるのでフィルム＝薄手・シート＝厚手と分類）
人によって救急キットの中身も異なっているためちょっと興味があります。
◇登山関連情報をネット確認するのもいいですが、何冊かは登山本を購入して読んでみて下さい。
作者の考察や救助側の心意気が記されており簡単には遭難を起こしてはいられないという気にさせてくれます。
登山でのトラブル解決本を読んでおくのも現場対応の幅が広がるため重要です。
登山者自身の事故対応力と、ピンチの解決策を知り道具の使い方を知ることにより山でのトラブルを解決する覚悟をもてるかに遭難防止がかかっています。
【自身の安全登山は周囲も救う】
要救助者も「どの装備が不足していた」・「どのようにしていたらこのような事態を招かなかった」と気付き反省に繋げて山から離れ遠ざかることを防ぐことができるでしょう。
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