天狗になるな、天狗岩に登れ

3/5(日)は朝まで仕事だったので、家に帰ってゆっくりしたいところではあった。しかし、あまりにも天気が良すぎてそれももったいないと思ってしまったので、登山までは行かない軽いアクティビティをと考えた。そこで白羽の矢が立ったのが、天狗岩だった。その名を戴く岩は各地にあるが、私が行ったのは塩原温泉の入り口にそびえ立つシンボル的存在の天狗岩。塩原を通るたび必ず目につくのでずっと気になっていたが、TVで取り上げられたことで上に登れる道の存在を知り、そのうち行きたいと思っていたのだ。
今回は、天狗岩に加えてその直下の河原に鎮座する巨石の野立岩も合わせて見物してきた。一応は整備された遊歩道といっても、道のりはなかなかに険しい。何しろ、ほぼ垂直に100mそびえ立っている岩の上に、真正面からではないにしてもたかだか30分ほどで立とうというのだから、真っ当な道になるはずがない。特に下りはとても恐ろしく、人間は（特に私は）ある程度登れても同じように上手くは降りられない動物だと改めて実感したのだった。
そんなこんなで、天狗岩の上と下それぞれの眺めを、1時間ちょっと掛けて堪能してきた。短い行程ではあったものの、ログさえ上手く取れていれば山行記録にしっかりまとめてもいいぐらいの濃密な時間であった。しかし、急峻な谷の中の道ゆえかGPSが今ひとつうまく働かなかったので、せめて日記として残しておくことにする。

コメント

ginnendo

こんにちは、はじめまして。塩原の天狗岩に登れるとは、全く知りませんでした。一枚目の写真で塩原の岩に似てるな〜と思ったんですが、レポ読んだらそうなんだと。ヤマレコさんの「みんなの足跡」見たらバラツキ有りながらもオレンジ色が確かに有るんですね。塩原観光協会も見ましたがコースとして紹介されてました。今年、機会がありましたら絶対に行かせて頂きます。レポありがとうございました。

コレ作

ginnendoさん

はじめまして。コメントありがとうございます！私も、あまりに立派すぎて下から眺めるだけの岩かと長年思っていたので驚きました。レポートから興味を持っていただけたようで嬉しいです。実際に行かれる際は、杖になる物があるとだいぶ安心して下れるかと思います。私は、トレッキングポールを車に置いて行って軽く後悔しました。