山行記録を見ていただければ分かるように、私のこれまでの登山経験は「2021年の末と2022年のGW後に思いつきで単発の山行を行った後、秋口に栃木百名山本格始動」といった具合で、真夏がスッパリ抜け落ちてしまっている。加えて思いっきりオーバーウェイトなわがままボディーは、多少寒くても平気な一方暑さにはとんでもなく弱いと来ている。今年は年間を通じて山を楽しむつもりでいるわけだが、いかんせんそんな状況なので、暑さ対策をできる範囲内でしっかり構築していかなければ持たないと思い、ちょこちょこ買い進めている。
これまでの遍歴をざっと振り返ると、下は最初は適当なチノパンだったりジャージだったりしたのが、ワークマンのクライミングパンツに出会い、これでいいじゃんという感じに。上はジオラインL.W.の型落ち品が安く買えて、それに合わせてウィックロンの長袖も買ったが、花瓶山ではそれでも暑く、だからといって半袖にはしたくないのでせめてもの抵抗として安物のドライレイヤーを追加。そうして最新形態で挑んだ石裂山だったのだが、前日までとの気温差があるとはいえ鹿沼のアメダスでギリギリ夏日に行かない程度なのに、それはもう暑かった。こんなことではとても夏を乗り切れないということでさらなる検討へ。
最大の誤算は、ドライレイヤーを入れてもっと快適になるはずが、ただただ1枚増えただけのような感じだったこと。やっぱり安物はダメなのか!?とも思ったが、改めて構造を見れば、ドライナミックならメッシュじゃなくてスルーの方に近い、つまりはアンダーウェアのさらに下に追加するんじゃなくて単体で着るタイプだったんじゃないかと。実際、レビューを見ても上に直でサイクルジャージを着たりしているし。というわけで、次回はジオラインを省いて見ようかと思う。せっかくのお値打ち品なのにもったいないけど。
あとはクライミングパンツ。これまで穿いてきたのは綿素材で撥水加工というタイプで、冬の内は非常に具合が良かったのだが、少々しっかりしすぎているし、これ以上汗をかくようになってしまうと綿ではちょっと…ということで同じワークマンでポリエステル製・撥水仕様のものを追加でお買い上げ。明らかに軽く、見るからに涼しげで、こちらの初陣も非常に楽しみだ。
一番の暑さ対策はちゃんと人並みぐらいに痩せることとも、装備でなんとかしたいならせめてもう少し本気で投資すべきともわかってはいるが、その辺りは栃百の上位陣とかに挑みたいとなった時に考えるとして、まずは無理のない範囲で、自分に適したレベルの山を快適に楽しめるように検討を重ねて行きたい。
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