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(以下は、12/29に相生山(あいおいやま)緑地&天白公園を歩いた際の感想ですが。日記にも載せておきます。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7634218.html )
膝が痛くなってしまったので、最近は本格的な山登りではなく、中京圏にある山っぽい都市公園を歩いています。実際に歩いてまわると、中京圏には魅力的な都市公園が多いよね、と感じます。
今回歩いたところも、かつて歩いた落合公園とか岡崎中央総合公園も、素敵なところでした。これらの大きな都市公園には、どれもみな池があり、流れ込み流れ出ていく川があります。水辺を歩くルートが整備されていて、散歩しているかたがたが目につきました。
中京圏は古くから、この国を代表する穀倉地帯でありまして。だからあちこちに、大小さまざまな農業用の溜池も作られていました。
かつて盛んに作られた農業用の溜池は、その歴史的な役割を終えつつありますが。そういう溜池が、現代では都市公園の水辺として新たな役割を担い、いま市民の生活と共にあります。
かつて作られた農業用の溜池を、都市公園の水辺として改めて活用するというアイデアって、いつだれがいかなる意図で導き出したものなのか、私には分かりませんが。
中京圏の歴史的な役割を終えつつあった農業用の溜池は、都市公園における水辺として新たな役割を担い、いま私たちの生活と共にあります。これって役割を終えつつある構造物にとっても、いま生活している私たちにとっても少しだけ素敵な展開だ、と思いました。
溜池に限らず、私たちの生活している社会を支えるために作られた様々な構造物が、世の中にはあるのですが。それらが歴史的な役割を終えたあとも、私たちの生活と共にあり続けることが出来たら少しだけ素敵じゃないかな、と思いました。
もちろん全てじゃなくて、あくまでも出来る範囲で、になります。
写真の1枚目は2024年の12/29、相生山(あいおいやま)緑地と天白公園を歩いた際に撮りました。
写真の2枚目は2023年の12/02、岡崎市中央総合公園と健康の森を歩いた際に撮りました。
写真の3枚目は2024年の1/6、春日井市都市緑化植物園と筑水池を歩いた際に撮りました。
一昨年、伊良湖岬に訪れた際、電動アシストのレンタサイクルでそこらじゅう走りまった中でたまたま立ち寄ってみた初立池公園(豊川用水の最終調整池である初立池に愛知県の水環境整備事業として整備)がとても良かったです。
この池、渥美半島の先端近くの平野にポツポツと立った南北2つの小山に挟まれた場所にあるのですが、普通だったら堰堤は川下側の1ヶ所だけのところ、この池は東西2つの堰堤が南北2つの山を挟む格好になっているのがとても珍しくて面白い地形だなぁと思いました。機会があればぜひ訪れてみてください。私が行ったのは桜の少し前でしたが、桜が咲けばさらに見事なことになりそうでした。
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