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山レコでよく見られるピンテとは違います。笑
乳がんの啓蒙活動の意味です。
1980年代のアメリカ、若くして乳がんで亡くなった身内の悲しみから同じ経験をして欲しくない家族の想いから始まった活動です。乳がんの早期発見、治療、理解を深めるものです。
日本でも近年活動が活発になりタワーやビル、城をピンクのスポットライトで照らすなど賛同が高まっています。各企業もサポートしラジオやテレビでもうたっているよう、自分の乳房に関心を持ち検診を勧めています。これをブレストケアと称します。
正しく恐れる。
癌は日本人の2人に1人が罹患する疾患であり、いまだ死亡原因のトップではあります。しかし、早期に発見されれば5年生存率は著しく高く根治への手立ては多いです。
3年半前、私も検診で乳がんが見つかりました。マンモグラフィーを2年に1回受けていたのですが、その年は乳房エコーをオプションで行い偶然にも早期でみつかったのです。他臓器への転移はありませんでしたが、リンパ節へは転移があり乳房部分切除と腋窩リンパを5つ切除しました。
今はとても元気です。
再発予防のために内服薬は欠かせませんが副作用もほとんどありません。
乳がんは女性の癌ではトップであり近年は欧米並みに発症数が高く8人に1人とも言われています。しかも40代〜60代と発症年齢が若い人に多く子育てや働き盛りの年代でもあるだけに当事者の衝撃は計り知れません。
ガンのフレーズから想像するマイナスイメージ。いまだに受診のたびにナーバスになりがちです。ある人は「ガン」でなく「ポン」だったらまた違ったイメージだったかもねと話します。笑 (乳ポン)
私が今こうして元気でいられることに感謝しています。標準治療を行い放射線と内服治療で根治を目指し立ち向かえたことは、支えてくれる家族や友人たち職場や医療従事者のお陰でもあります。
そして、そう、山の力、大地の力、自然の偉大さです。
退院して翌日からワンコの散歩を始め数ヶ月で山へ行き、放射線治療を行ったあとも頂きを目指し登った山々。上空2千メートルからの大地を眺め深呼吸し生きる力をもらいました。
追記
亡き田部井淳子さん、女性登山家もその一人でした。レベルが違いすぎますが…彼女の生き方に感銘を受けました。闘病中に読んだ「淳子のてっぺん」から勇気をもらいました。
10月20日が命日と知りました。心よりご冥福をお祈りします。
私も2ヶ月前に乳がんで右胸の全摘手術を受けました。
変わってしまった体を見て塞ぎがちになる気持ちを、山が癒してくれます。
ホルモン剤を服用していますが、副作用もそれほどではないので、寛解までの長い道のりも、山に登る楽しみを糧に頑張りたいと思っています。
一日一日が病気になる前よりずっと、大切に思えますね。
自分らしく生きる事の大切さにとても賛同してコメントさせていただきました。
コメントありがとうございます。
まだ2か月前なんて自分と向き合うだけでも大変な時期だと思います。私も今でこそ傷だらけの身体を愛おしく思うけど、受け止めるには時間がかかりますよね。
女性である以上、おしゃれもしたいですしね。全摘後の乳房整復も保険適用になってますし人それぞれタイプが違って治療も違いますが色んな選択肢があるのでゆっくり向き合っていければいいですね。
山へ行くと自分がちっぽけなことで悩んでたことに気づきます。きっときっと、のりさんのこれからも応援してくれると思います。
寒くなるので暖かくして自分ファーストで大事にして下さいね。
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