そのうち側構から雨があふれ、道全体を覆ってしまった。撤退命令を出し、ずぶぬれになって震えているスカウトにスープを作って暖まらせ、一息つくとその水難事故を知った。「玄倉」と聞くとその遭難と、当時のB/S夏キャンプを思い出すのである。
さて準備をしてユーシン渓谷へ向け出発、約12Km玄倉川の中州を見ながら当時を思い出す。砂利採石場を過ぎて第2ゲートを通過。トンネル3つ過ぎるとダムが見えて来る。
山肌には、岩シャジン、ヒメシャジン、大文字草で心が和む中、左側にユーシンブルーを目にするとくぎ付けとなってコバルトブルー、エメラルドグリーンの中間色で透き通って川底の石が見えるのである。この色硫化物の成す技と思いきやまだ解明されてないらしい。しばしたたずみ自然の成す技に感心する。お昼はトンネル前、左岸沿いに上がり流れる水を見ながらゆっくり食事を取り帰路についた。これからの紅葉シーズンがいいと思います。足元に注意しヘッデン必携で探索してください。
尚ここにはトイレがありません。出発前に出し切って歩き始めるか(往復4時間)、ここから1時間上のユーシンロッジで用を足すかどちらかです。私はどちらっだったでしょうか??
麗嶺
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