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南アルプスにある両俣小屋の女性小屋番と居合わせた大学ワンダーフォーゲル部や社会人パーティーが未曾有の台風災害に見舞われるも、無事生還するノンフィクションです。
自然災害は何が起こるか分かりませんし、特に山では危険が多いと思います。
小説では靴が無くてもザックを失っても仙丈ヶ岳越えをする女性とか、みんなのことを考えて奔走する女性小屋番の方もホントに凄いなあと感嘆しました。こんな大変な思いをすれば、並大抵のことでは動じなくなるんだろうなぁ…進んで経験はしたくありませんが…
私はなるべく天気がいい日を狙っていくようにしていますが、いつ災害等に遭うか分かりません。
体力作りや、装備の充実、事前情報の収集等できることはなるべくやって山行に望もうと思います。
先日も20キロ越えのルートを設定していったのですが、最後足が痛くなって辛くなり、当該小説にある「ファイトーファイトー」「イートゥイートゥ」「三重短元気ぃ」「元気ぃ」等と小声で呟きながらゴールに向かいました(笑)影響されやすいたちなもので…
私もいまから40年前22歳の時の秋、北岳左俣ルート(だったはず?現在は荒廃)で道に迷い滑落し、足を引きづり両股小屋にたどりついてたら、齢30歳くらいの美しい小屋番さん=星さんに、人生訓をいただいて、車で北沢峠の小屋まで送ってもらいました。「人生はね、上手くいってるときに感謝を忘れると、逆回転がはじまるのよ」と、一生忘れえない戒めをいただきました。それでも、人はそれを忘れて、やらかしてしまいますけど。ね。
そうです。星さんの話しです!お話は42年前のことだったので、この大事件の後にお会いしたのですね。星さんは周りの方を助けるための決断を強いられ、その判断が合っていたのか迷いながらも、周りの方と団結して結果全員を生還させることに成功し、本当に凄い精神力だなぁと思いました。「人生はね、上手く行ってる時に感謝を忘れると逆回転が始まる」私も胸に刻みます!仕事で辛い時も、自己で山登りに辛くても乗り越えた時や、星さんの頑張りを思い出して頑張りたいと思います。
行ってみたいのは山々なのですが、私の登山レベルで行けるのかどうか…(泣)
これまで山小屋も二回、テント泊も、まだ瑞牆山(かなり下の方にある)でしかしたことないレベルですので、いつかは行きたいと思ってるのですが…
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