![]() |
電力の自給自足が住宅業界のスタンダードとなりつつある昨今。
我が家も太陽光パネル11kw+蓄電池8kwを搭載し、全館空調を含めオール電化でエネルギー収支ゼロをコンセプトのひとつとしています。
で、新築1年経過しての実績は…
売電:184,178円/年
買電:123,249円/年
→約6万円/年のプラス収支となりました。
総務省統計局によると、2019年の4人家族の光熱費平均額は約21万円/年とのこと。
これに照らすと我が家の場合、(6+21=27万円)×売電契約期間20年=540万円もの支出削減ができる計算になります。
実際には諸々の変動要因が絡むとは言え、住宅ローンを抱える身にとって、この数字は本当にありがたいですね。
・反省点
上記はプラス表記になっていますが、家庭用蓄電池は非常に高額であり、それ単体で見た場合はイニシャルコストの回収にまでは至りません。
大規模停電時の保険としての魅力は絶大なので、もう一歩踏み込んでVtoHを採用しておけば更にスマートだったかな…と感じています。
(日産リーフ等のEVを蓄電池として活用するシステム。家庭用蓄電池に比べ、蓄電容量/コストが圧倒的優位になる)
・余談
我が家の住宅ローンは20年で完済する計画なので、負担の平準化を踏まえて売電期間も20年としています(売電期間20年を選択できたのは昨年までで、今年からは売電期間10年の1択になったそうです)。
売電期間満了後の余剰電力については、メーカー(セキスイハイム)が市場価格よりも好単価で買い取り、自社工場での生産電力に充てるプロジェクトを計画しているとのこと。
さすがに圧巻のスケールメリット(ハイムは太陽光搭載件数のギネス記録を保有)、実績を伴う壮大な話に心ワクワクです:笑
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する