山に持ってく老眼鏡

会社の健康診断の視力検査の結果は、右眼が1.2、左眼が1.5。
左は、一番小さい丸の欠けが見える。「勘で読む」という手も使うが…

視力、抜群なのだが寄る年波には勝てず、細かい字が読めない。
夕方に新聞を読むなんてとてもムリ。
と、いうわけで老眼鏡のお世話になる。

山に行って、地図が読めない。
いや、それはまた、別な問題で。正確には、地図の字が読めない。
スマホも眼鏡がないと、見られないし。
そこで、携帯用の老眼鏡を購入した。

「ナンニーニ」
イタリア製でちょっとオサレ。しかも、お手頃価格。
通常の眼鏡は、折り畳むだけだが、これは、折り畳んで折り畳む感じ。
薄いケースに収まり、上着のポケットに入れても、苦にならない。
山に行くにもかさばらず、重宝している。

実はこれ、二代目。
初代は愛犬にガシガシされて、ツルが取れて使用不能に……
「あー‼︎」と言った瞬間、ぶるんぶるん尻尾を振って、くわえて逃げて行った。
「追いかけっこ、追いかけっこ」と大喜び。
まぁ、出しっぱなしにしていた自分が悪いので、怒るに怒れず。
「コラぁ！待てー‼︎」と追いかけて相手をしてやった。

相手にしてもらったのか？

また、やられるな。