転倒のリスク。

好きだったクラシックの指揮者が、
亡くなりました。


秋山和慶さん。
８４歳。


突然のことでビックリしました。



大晦日に指揮を振り
正月に転倒されて、骨折。
休養が発表されました。



お年だし、仕方ないよね、、、
その時はそういう風に思ってました。。。



数日後、
骨折が重傷で、
指揮者を引退するというニュースが流れました。




あぁ〜、もう秋山さんの指揮が見れないんだぁ。
残念・・・😢




そして２６日、
今度は
お亡くなりになったと、ニュースで見ました。



えぇぇぇぇ!!



原因は肺炎だとか。
ビックリしました。
転けて、肺炎で亡くなるというのが、
私の中で結びつかなくて、
なんで肺炎なの？
コケただけだよね、、、
とそんな風に思ってました。



以前、同じような話を聞いたことがあったので、
こんなことがあるんか、と思って調べたら
やはりあるんですね、、、。


ご高齢の方が骨折した後、肺炎になられることが、、、。




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自分は下りで
よく、コケます。
本当によくコケます。
気を付けててもコケます。


石の上だったり、
丸い木の枝でツルッといったり、
木の根っこだったり、、、。



今はまだ年齢的に
エヘヘ、コケちゃったと、笑いで済まされますが、
年齢を重ねると
転倒は骨折など、リスクが高くなるので、


内心、
今のうちに
コケないように、
歩き方を習得しないといけないな、と
思っています。



今回、秋山さんのニュースで、
転倒のリスクをさらに再認識致しました。




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ところで秋山さんの指揮は
本当に素晴らし指揮でした。



昨今、大振りの指揮者が目立つ中、
秋山さんの指揮は大変細かく、
精密に振っていらっしゃって、
その緻密さと、表現で
素晴らしい音楽を導いていらっしゃいました。




一昨年、秋山さん指揮、岡山フィルで
ベートーヴェン　
交響曲第５番「運命」を聴きに行きましたが、
第４楽章で、思わず涙が・・・・・
感動して帰った想い出があります。




ジャジャジャジャーン(第１楽章)のところが
あまりに有名ですが、
私は圧倒的に第４楽章が好きです。



ジャジャジャジャーンで、
一気に暗闇に落ち、
心の中の不安や苦しみでいっぱいになります。
第２、第３楽章を経て、

第４楽章で
明るい未来、
希望、
勇気、
力強い意志、
前向きで生きていくという想いなど、

魂が揺さぶれるほどの
美しく力強い旋律が
続きます。



交響曲は全楽章通して、
一つのストーリーになってますが、
ベートーヴェン「運命」は
本当に勇気付けられる曲なので、
１楽章しか知らない人は
是非４楽章まで聴いて欲しいです。




秋山さんのご冥福をお祈りします。
今まで素晴らしい音楽を
ありがとうございました。