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行ってみてどうだったか？
結論から言うと、市民としては絶対全員参加したほうがいい。
山登りに関係してたかって言うと、そうでもない（笑）
なので、周囲の誰かが心肺停止したときの対処法とAEDの扱い方はもう知っている！山登りに特化した救急対応を知りたい！という方は、「セルフレスキュー」などのタイトルで別の（団体がきっと主催している、有料の）講座を受けた方がいい。
消防局の救命講習の良かったところと、登山には関係なかったところを書いておく。
以下はあくまでも私の参加した地域の消防局の場合の話なので、地域差はあるかもしれない。
救命講習には�機銑靴泙任痢嵒當漫廛魁璽垢函◆崗綉蕁廛魁璽垢�ある。
�機銑靴魯�ンライン１時間を含む、2〜3時間の講習で、成人または小児のいずれかの心肺蘇生法を含んでいる。が、けがの手当ては含んでいないので、迷わず「上級」コースを選択。８時間の講習で、オンラインはなしである。
プログラムは、
・成人に対する心肺蘇生法
・小児、乳児に対する心肺蘇生法
・AEDの取扱い
・止血法
・搬送法
・気道異物除去法
・けがの手当て
ってことなんだけど…。
ほぼ、心肺蘇生法とAEDの取扱い。
他の受講者と協力しながら、人形相手に心肺蘇生とAEDをひたすらやる。
すんごい体力を要し、むっちゃ疲れる。
私はけがの手当てが一番知りたかったんだけど…
心肺蘇生とAED以外はさらっと。さらっとしか触れない…涙
要は、消防局のスタンスとして、「俺らが行くから！それまでのつなぎをよろしく！！」ってことなんだと思う。
なんだけど〜。山はすぐ来れないじゃん？
私は、御嶽山の噴火を思い浮かべて、「すぐに消防隊員が到着できないときは、どうすればいいのか？いつまで心肺蘇生法をやればいいのか？心肺蘇生をすることで（消防隊員やAEDにつなげなくても）命が助かることはあるのか？」と尋ねた。
心肺蘇生で心臓が動き始めることはあると。でもなかなか呼吸が戻らないとき、いつまでやるかは…自分自身の安全と納得、「できる範囲までやれば充分です」とのことだった。
まぁそれはそうよね。
いつ来れるかわからない救助、明日までずっと心肺蘇生ができるかって言ったら、できない…涙
ごめん。悲しいけど、どこかで、あなたと私の命を天秤にかけて、私を選ばなきゃいけないタイミングが来る。
でも、やるよ。可能性があるから。最初からあきらめたりはしない。
あなたの心肺が止まったら、私は蘇生法をやる。山の上でも。私がやれると思うところまで。
各山小屋、避難小屋に、AEDは置いてあるんだろうか？
置いてあるとせめてもだな…
半日実習しまくったから、今誰かの心肺が停止したらお役に立てる自信がある（笑）
それはもちろん、山の上だけでなく、街の中でもむっちゃ役に立つ。
家族や同僚、通りすがりの見知らぬ人。少しでも命が助かるように、みんなで助け合おう！！
だから、市民として、全員に受けてほしい。
だけど、山の中で役立つ救命講習だったかと言われると、…限界があり、その範囲はとても狭いと思う…
ちなみに、私は10年以上前に職場で心肺蘇生とAED研修を受けたことがあったんだけど、やっぱり８時間みっちりの効果は全然違うなと思った。
あと、やらないと忘れていくので、機械も新しくなっていくし、数年に１度は受けた方がいいなと思った。
「救命講習 〇〇県」なんかで検索すると出てくると思います。
受けたことのない方は、ぜひ！
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