さらば群馬

先日大学院での全ての課程を無事修了し、明日からはいよいよ社会人になります。実に18年間もの長いようであっという間だった学生生活もいよいよ終わりですが、さすがに18年間も学生をやっていたので明日はもう学生でない事が未だに信じられません。

今は明日からの研修の為、東京に来ておりますが、4月下旬からは新潟県民になります。生まれてからずーーーっと群馬だったので不安も大きいです。何より、登山を始めてからはいっそう群馬のことが好きになってしまい、非常に寂しいです。私の家は赤城山の長い長い裾野の一番下あたり(ちょうど家の裏からだんだん坂になっています)にあり、家からも赤城山はもちろん、榛名山、妙義山、浅間山、谷川連峰など、大好きな山々がよく見えます。写真の1枚目は、群馬を離れる前にペットの犬と赤城山を見ながら散歩していた様子。ちょうど私の家の辺りから見るこの角度の鍋割山は小さい頃から大好きでした。2枚目は私が通っていた小学校前の川沿いの気持ちのいいサイクリングロード。桜も満開、榛名山や浅間山(写真には写っていません)、谷川連峰(写真右端の桜の奥に少しだけ写り込んでいる白い山並み)がとてもよく見えました。3枚目は小学校への通学路から菜の花越しに見た赤城山。こうやって改めて見てみると本当に地元の事が好きだと感じ、別れがより辛くなりましたが、最後の最後で完璧な天気で完璧な景色に見送ってもらう事ができました。

明日からの新生活は正直まだどうなるのかサッパリわかりませんが、精一杯頑張ろうと思います。もちろん登山もです。新潟に行ってからもちょくちょく山に行って、新たなホームマウンテンにめぐり逢えたらと思います。