■24,000円 ■メンズ 395g ■ビブラムソール
GORE-TEXサラウンドとは何ぞやと言う方に説明します。
GORE-TEXの透湿性はご存知だと思いますが、それをアッパーだけではなく足裏にまで持たせようというものです。通常、ブーツ状のGORE-TEXメンブレンも足裏はゴムなので湿気はほとんど通しません。それを新テクノロジーでソールとの間に空気の通り道を作っているのです。効果を高めるためにインソール(中敷き)も専用になっています。
前置きが長くなりましたが、気になっていたスポルティバのシンセシス GORE-TEXサラウンドを好日山荘のセールに合わせて購入しました。
サロモンのXA PRO 3Dウルトラ2のトレランシューズを持っていますが劣化してきたので後継です。
さっそく甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根の日帰りピストンで試し履きしました。
一年前に訪れた時はスポルティバのトランゴアルプでしたが、今回は足取りが軽く登りと下りともに50分短縮できました。
帰りは雨に降られてスリップを心配しました。サロモンでは丸くなった岩角や石車に注意しなくてはいけませんでしたが、グリップ良く安心感がありました。
つま先に空間が多く下りはどうかと思っていましたが、包み込むような成型で気になりませんでした。
黒戸尾根は一般の山行の2回分になるので、ソールが欠けているかと思いましたが今のところ大丈夫でした。
良い点
■750g以上あるハイカットシューズと比べて片足で400g弱軽い。
■ビブラムのインパクトブレーキシステムは衝撃吸収とグリップが抜群。
■ハニカムセルとゴアサラウンドの効果か、高速で下山した時の熱の籠もり方が少ない。
気になる点
■値段がちょっと高い。
■ソールが柔らかいので耐久性がなさそう。
■甲高でワイド、ワイヤー式なのでつま先の締め付けは弱い。
北アルプスの岩稜帯やテント泊などの縦走で使えるかわかりません。
南や中央アルプス・八ヶ岳の一般ルートのファストハイクには最適だと思います。
スパイダーマンのような靴でお気に入りになりました。
ここ一発の山行で使って行きたいと思います。
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