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猛暑日が続き「極めて危険 外出は控え運動中止」だからと山行もトレーニングも諦め室内で過ごしてたら筋力が衰えてしまう。トレッドミルでも買わないと駄目かと考えたが知人達から「埃を被る」と言われ、同感だったのでスポーツジムに行ってみました。
ジムではランニングマシンと呼んでいましたが、角度は最大の15度に上げ(もっと上げられる機種も存在する模様)、ペットボトルを重りに入れたリュックを背負って、速度は2.7kmとしました。これで山行中の休憩を模し30分で5分ほど休む(非力なので)を繰り返しました。
○利点
家に居てもテレビや動画は見るかと思いますが、マシンの液晶画面でテレビを見たり持ち込んだタブレットで動画を見たりしながら身体を鍛えられタイパも良いです。
ジムの一ヶ月の料金が山小屋一泊程度なのでコスパも良く、登山関係の動画を見ながらマシンを歩くとインドア登山をしているようでこれはこれで楽しいです。
夜中にジョギングしてる人も割に見かけますが、怪我しないか心配です。ジムなら交通事故に遭う心配はありません。以下の案内例も参照ください。
練習中の交通事故にお気をつけください (水戸黄門漫遊マラソン実行委員会)
https://mitokomon-manyu-marathon.com/topics/archives/1921
○欠点
山道に比べマシンは歩き易く「山は山で鍛える」の代わりにはならない。
角度付けたランニングマシンより階段昇り降りの方がトレーニング強度は高い。
○欠点とは言えないが
スタッフや会員に「いつもリュックを背負ってる人」と認識されます。
○結論
貧脚が健脚に変わったりはせず貧脚のままでしたが、登山もトレーニングもできずに「退院しました」みたいに身体機能が低下するのは防げたようで、一定の成果ありと判断。
○細かい点
室内履きは、ランニングシューズ等だと足首やふくらはぎの筋肉を使うので登山で使う筋肉とは違うと考え、履き潰しても惜しくないワークマンで4500円のミドルカットのアジムを使用。これで膝や太ももを使う歩き方になります。
リュックは汗でぐっしょりになり、毎日行くと乾く間も無いので山行用とは別にトレーニング用に安物あるいは使い古しを使うのも手かと思います。
ステップミル(無限階段やクライムミルという呼び方も)は、エニタイムフィットネスの一部店舗にはある模様。コナミやFASTGYM24には無い。→ 猛暑が去ればその辺の階段でタダでトレーニングできるので需要が少ないのかもしれません。
○個人的な事情
7月の富士日帰りのため練習登山や公園の階段でトレーニングしてましたが、私はおおむね28℃でテキメンにハーハードキドキ汗滝になり自分の限界と知り、初夏になるにつれ朝練に替えましたが、夜明けで既に28℃位なので「もう無理」になりました。それでジムを試しました。
○ジムごとの傾向と対策
・コナミスポーツ (店舗により差異あり)
頻繁に入会費無料や割引キャンペーンをしている。実店舗に行くとネット広告では見かけないキャンペーン情報も。実店舗に行き内部を説明してもらおう。もし知人に会員が居れば1日招待券なども不定期に出る。
キャンペーンでオンライン入会の際に、あらかじめ翌月のコースを決めないと手続きができないが、とりあえず適当で良い。後でカウンターでコース変更できる。(慣れてれば自分でネットで可)
Wi-Fi 無し。スタッフ常駐 → もしぶっ倒れても恐らく応急処置と救急車は呼んでくれそう。軽食コーナーは弁当等は駄目(飲食店営業許可が必要になるのかもしれません)だが行動食くらいなら食べられる。店舗にもよるが1時間以内なら途中外出できる。土日祝は早仕舞、月曜定休→朝練不可、日曜は夜練不可、コナミのスケジュールに合わせる必要あり。なぜかベンチでずっと本を読んでいる人なども。
「ここだけフリー」のコースが値頃かと思いますが、酷暑も過ぎ来夏までジムを休むなら、退会して再入会するより「都度利用プラン」に変更しては。利用しなければ料金は発生しない。
https://www.konami.com/sportsclub/riyo/each_time_plan.html
・FASTGYM24
試し中。キャンペーンと宣伝してたので申し込んだら2ヶ月先払いしないと1ヶ月1800円(税別)にならない。どの店舗も使えるAコースと店舗限定のBコースは、キャンペーン中は同額だが、ならばとAコースで頼むと2ヶ月後からAコースで始まり高くなる。→コナミだとキャンペーンコース期間はどの店舗でも使え、終了後にコースを変える仕組みだが、FASTGYM24は仕組みが違う。3分で簡単入会とあったが、この辺は聞かないと分からなかった。
Wi-Fi 有り。クチコミでは回線容量が細いと悪評だが実際はそれほど遅くなかった。スタッフが居る時間や曜日は限定的 → 不在時に倒れたら自力もしくは誰かが緊急ボタンを押し備え付けのAEDや救急箱を利用者で使う。物を食べるのは駄目とある。スマホでずっと遊んでるとかは駄目。外履きで利用可。シャワー室にシャンプー等は無く持参する。24時間365日。→ 朝練・夜練可。
・イオンスポーツクラブ
安い店舗もある模様。詳しくないのでコメントできません。
・チョコザップ
安いようですが、試しておらずコメントできません。
○動画のダウンロード
この位を見れば自力で出来る人はどうぞ。Andrid なら F-Droid から termux を入れ python を動かせば yt-dlp が動かせます。iOS は所有してないので分かりかねます。
https://gigazine.net/news/20250925-yt-dlp-deno-javascript-runtime/
私も夏の暑い間は山を完全にサボって、代わりにジム通いで筋力と心肺機能は現状維持しておりました。
トレッドミルは20分強しかやりませんが、傾斜を0から15まで設定できるので毎分1ずつ上げてゆき、速度は3分ごとに上げたり下げたりのインターバルでメリハリをつける、という具合でやっています。
私のジムにはステアクライマー(無限階段)
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-352049
というマシンもあって、これはほとんど山登りそのものですので、これからジムを選ばれる方は、このマシンの有無を選定基準のひとつにされるとよいかもしれません。
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