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2011年07月21日 22:25山登り日記全体に公開

双門コース@大峯山系の超難関登山 その2

(前回日記の続き)

体力を消耗したのか、登山の途上で嘔吐してしまった私。
まだ道のりは気が遠くなるほど長いというのに〜〜〜
しかも時は午後を過ぎており、日暮れまでに下山しようと思うと、ゆっくり休んでいる暇も無い!

ただすっかり吐いたことにより、気分はなんだかスッキリした。
ガイド君の指示に従って水分補給はポカリを一口だけ飲むに止め、私の荷物は丸々ガイド君がリュックの中に入れて持ってくれた。
更にガイド君の登山用の二本組みストックも一本貸してもらって、いざ出発。

歩きだしてみると、背中の荷物が無くなっただけでもすごぉーく楽になった。
しばらく歩いてノドが渇いたので早速ポカリ補給をさせてもらう。
エネルギー補給のためにも何か甘いモノを口にした方がいいと言われ、たまたま往きに立ち寄ったコンビニで買っていた「溶けないチョコ」を出してみた。でも全然食べたくなかったので「要らない」と言ったら、「食べなきゃダメ!」って。

仕方なく口に入れたら…なんと、

チョコの味がしない!
全然甘さを感じない!!

自分の味覚がマヒしてることに愕然とした。☆( ̄□ ̄;)!!
私は自分でもスィーツ中毒じゃないかと心配するほどの甘いもの好きで、中でもチョコは大好物な筈なのに〜!
薬を飲み込むみたいにしてお茶で無理矢理流し込んだ。
よっぽど身体が拒否してるんだなー。

チョコのことにビックリしつつも、第二の休憩地点の無人の山小屋を目指してひたすら歩き続ける。
今振り返ってみると、この小屋に辿り着くまでの道のりが一番つらかったかな…。
「もう前半の時みたいな急激な上りは無いよ」と教えてもらったけれど、未知のルートなのでどんな行程が待ち受けてるか分からない不安も大きかったし、果たして自分の体力が持つのかどうか、不甲斐なさや多大な迷惑をかけている罪悪感もごっちゃになりつつ、とにかく最後まで無事に辿り着かなくちゃと祈るような気持ちで歩いていた。

ガイド君は私が一本ストックに慣れた頃を見計らって二本とも貸し与えてくれ、ストックの使いにくい所では預かったりと、いたせりつくせりのサポートをしてくれた。
なにからなにまでスミマセーンm(_ _)m

やがて徐々に水分補給の量も増え、チョコも3粒目を食べる頃にはようやくいつものチョコの味がして、美味しいと感じるまでになっていった。
なんとか小屋に辿り着き、塩分切れを補うために、三つ目のおにぎりの梅干だけを食べた。
ガイド君曰く、「山登りの時はちょっと塩気の多い味付けにしてミネラルを補い、炭水化物以外の種類のエネルギー源(脂身のあるお肉類とか)もあるといいよ。塩アメをなめる手もあるし。」と。
ほんと、ミネラルが不足すると身体がどんな反応を起こすかを身を持って実感したので、これからは気をつけます〜。

この小屋ではちょっとだけ長めの休憩を取り、次にまた更に1時間半はかかる狼平の避難小屋を目指した。
遠くで一度だけゴロゴロと雷の音も聞こえたので、夕立とも競争だ。急げや急げ!
疲労のピークからは徐々に回復してきたみたいで、心配していた斜度もそんなにないのでちょっびっとだけ気持ちが楽に。
頭の中にはTVドラマ「マルモのおきて」のテーマソング“まるまるモリモリ〜♪”のメロディーがずっとリフレインしてた。

いよいよ狼平避難小屋まであともう僅かとなった頃、大人のアドベンチャーワールドとも呼ぶべき危険な足場が次々と…
特筆モンなのは、巨大な岩を乗り越えるように伸びる鎖バシゴ。
だらりと垂れ下がったハシゴを上る時は、下でガイド君に動かないように押さえててもらった。
キャァ〜!上り始めたが最後、足場なんて見えないから、目の前のハシゴの段をガシガシと掴んで上へ上へと上るっきゃない!
手前にぬーん!と迫るように盛り上がる岩をやっとこさ乗り越え、ハフーッと一息ついてたら、二人分の荷物を背負い、揺れる鎖バシゴを物ともせずスルスルッと上ってくるガイド君。
「まるで猿!?」←(オイオイ、こんだけ世話になっときながら)
うーん、鍛え方が違うのかしら。

最後にもう一つ危険な箇所、岩に歩幅間隔でクサビを打ち込んであるだけの道。
踏み外すと落っこちちゃう!
でも持ち手となる鎖も渡してあるので、それをしっかり掴みながら、一歩一歩慎重に進み、無事渡り終えた瞬間は思わずVサイン!そしてすかさずハイタッチ!!
うふふ、怖いというよりメチャ面白かった♪
こんなワイルドなルートって楽しや楽し♪♪♪

なんとか折り返し地点に到着。
そしたらなんと、ガイド君が開封していないサラのペットボトル茶が落ちているのを発見。
一気に飲んじゃったよ。
冷んやり冷えててムッチャ美味しかったー!
まるで神様からのねぎらいのプレゼントみたーい。
奇跡じゃ!



でもここがゴールじゃないんだよねー。
まだこれから3時間かけて下山しなきゃなんない。
時は既に午後の5時。
果たして無事下りられるのか…?



〜この続きはまた次回〜
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コメント

RE: 双門コース@大峯山系の超難関登山 その2
Mikuniです。ひょっとして弥山川のルートですか?
私は大阪堺市の出身で、38年位前までは何回か行きました。究極は、大峰奥駆道完走です、もちろん一人ではないですが。
2011/7/21 22:38
RE: 双門コース@大峯山系の超難関登山 その2
そうです、弥山川のルートです。
初心者が入り込んで、山の神さまに「コラッ!」って怒られたみたいですね
でも無事に帰れたし、とても楽しかったんです。

“大峰奥駆道完走”ですか〜。
むちゃくちゃ凄そう…
2011/7/22 22:34
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