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これが、左足部踝上(脛骨遠位端前面側)と踵上(距骨上端部)にできて、特に踵上は足にショック(登山の下山時等)があった際には、骨棘がアキレス腱に接触し蹲る程の激痛でした。
この骨棘と滑膜を関節鏡視下手術で除去のために、1週間入院し、2週間松葉杖を使用しました。
今回は、2月頃からまた左足首痛が発生し、だんだん痛みが強くなってきました。
当初は軽い捻挫が中々治らないのかなと思っていましたが、流石に3ヶ月近くも治らないと変だな?と思います。
4月になってこの痛みは以前の骨棘が原因の痛みと同じだと確信し、GW明けに以前受診した専門医を再度受診しました。
原因は思っていたとおりに、以前と同じ骨棘でした。
但し、今回は左足外側(脛骨下部前面側)のみので、踵部には発生はありません。
前回より症状は軽いものの、痛み止めの薬の服用では治らず以後悪化するばかりなので、再度入院して手術を受けることにしました。
6月22日に入院して24日手術を行い、6日間で退院となりました。
病名は骨棘メインではなく、”左足関節滑膜炎”、手術は骨棘と滑膜を除去し、手術名は”関節鏡下関節滑膜切除術”、全身麻酔で行う手術で準備を含め1時間20分ほどで終わりました。
5年前は踵部にもあったので手術は2時間余り掛かりました。
今回は踝のみで滑膜の炎症はなかったため、手術の翌日には松葉杖無しで歩けました。
同じ足で2回も起こる理由を医師に聞いたら、昔、左足を何度も捻挫したために外側の靱帯が少し伸びており、例えば登山の下山時等の足への負担が大きい際には、関節部が緩んでおり前後に動いて擦れてしまい、そのために骨棘が成長し滑膜が膨潤したためとのこと。
5年前の手術時には靱帯の伸び具合もチェックしてもらい特に問題は無いとのことで、自分では老化によって軟膏が減り骨と骨がぶつかって骨のその部分が出張ってしまうと思っていたのですが、そうでは無いとのことでした。
この対策として、登山時には足首のサポーターを使用し足首を固定した方がいいとのこと。
とりあえず、今回も手術によって治りましたので、徐々に歩く練習をして近いうちに登山を再開したいと思います。
残り一座の幌尻岳となった百名山達成のための北海道遠征は、フェリー、山荘&バスと予約していたのですが、全てキャンセルし来年に延期しました。
同様に99座達成した百高山も今年の達成は微妙となりました。
もう歳ですので、自分の体を大切にしないといけませんね。
なお、手術は全身麻酔で行うために、60歳以上は心臓に異常が無いことが事前に確認必要で、心電図や心エコー検査をして心臓の機能を他院の専門医に診てもらったのですが、心臓はまだ大丈夫なようで安心しました。
山に頻繁に行かれる方、又は捻挫を何回もされている方など、足首痛の場合にはこのような原因もありますので、ご注意ください。
写真は、左:私の左足首CT画像(青線内が骨棘部)
中央:足首骨&靱帯図
右:関節鏡視下手術(術中は生食水を流しながら施行、白いぶよぶよが滑膜)
右の手術写真は私の手術ではありませんが、手術の翌日に医師から私の手術動画を見せてもらい、説明がありました。部位は多少違いますが、この写真通りの内容です。
また、骨棘除去前後のX線写真も見せてもらいましたが、割合多く骨を削ったようです。
表題をみて興味深い日記だと思い読ませて頂きました。
そして手術も無事に終わりお疲れ様でございました。骨棘が出来ると痛いですからね😣
五年前のオペについてお聞きしたいのですが、
今回は脛骨遠位前面側に骨棘ができてしまったと書いてありました。
五年前は骨棘ができたのは左写真の距骨腹側(前)と背部側(アキレス腱側)と脛骨腹側に出来て、背部側の距骨骨棘がアキレス腱に当たると痛かったのでしょうか?
(踵骨後上隆起部位に骨棘が出来たのではないのですよね。踵上にできたとあったので、踵骨の骨棘なのか距骨の骨棘なのかどちらなのかな?と思いまして)
自分も数日後手術でして(アキレス腱付着部で内視鏡骨切除)、場所も状態も違いますが、足首の関節鏡下のオペでとても興味深い日記だなと思わず書き込みしました。
五年前と比べ一カ所のみの骨棘除去で以前より軽い症状みたいですが、再発(?)は嫌ですよね🥲
自分は同じ足首に12年前腓骨筋腱鞘炎で7センチの切開して、今度は同じ足首の違う部位でオペですから参っちゃいます😅
五年前にオペしてもその後復帰して山歩きできているのをみて、今後万一距骨や脛骨に骨棘が出来てしまった時、参考にしたいと思います。
情報ありがとうございました。
そして足が良くなり山歩き復活できるよう願っています。
骨棘ができたのは、今回は脛骨遠位端前面側のみでした。
5年前は前面は今回と同じ脛骨遠位端前面側ですが、背部(アキレス腱側)は医師の説明をよく覚えてないのですが、アキレス腱の痛む場所からみると距骨上端部の骨棘だったと思います。
なので、背部は左写真の骨棘の説明図の部位になると思います。
アキレス腱側は下山時に着地が不安定で足首が前後に滑るようなショックが掛かると、骨棘がアキレス腱に触りその場でうずくまる程の激痛が走りました。
以前より軽い症状と言うのは、今後骨棘が大きくなれば5年前と同じになってしまうので、前回の経験から早期に手術したということです。
サポーターを装着しても、また再々発の可能性はあります。
私が入院中に足首の骨棘で他に入院手術した患者はいなかったのですが、靱帯損傷の患者はいて、いずれも関節鏡下で手術し一週間ほどで退院していました。
yuriさんの日記を拝見しましたら、今回はアキレス腱側の骨棘除去の手術を関節鏡下で行うようですね。
キズは小さいし回復も早いのでお勧めです。
私は、前回は手術後23日目に那須に登り、49日目には常念岳に日帰り登山をしました。
受診した整形外科医院は患者が溢れるほど多いですが、今回は5/7に初回受診し、2回目受診の5/24にMRI撮影し、約1ヶ月後の入院手術が決まりました。
整形外科の専門医院なので、手術までの間に全身麻酔のために他病院で心臓検査、手術部位確認のためのCT撮影を行って手術に望みました。
今回は回復が早く術後1週間で、なだらかな山には登れそうですが、明日2日(5日に延期)に抜糸しますのでそれまではおとなしくしていようと思っています。
抜糸すれば、後は徐々に歩くトレーニングをして登山再開となりますが、既に毎日4〜5,000歩ほど歩いており問題ありません。
yuriさんも無事に手術が終わり、早く回復されるといいですね。
骨棘も腓骨筋腱鞘炎も靱帯の不安定性が影響していることが多いようですので、私と同様にサポーターを装着すると足首への負担が軽減されると思います。
お大事に。
明日2日に抜糸ですので、そこから歩くトレーニングをして、登山を再開したいと思います。
誰かの言葉ですが、私に残された時間は少なく、山に行ける体力&意欲があるのもあと少しです。
無理はもうできませんので、のんびり山を楽しみたいと思います。
脛骨遠位端前面側の骨棘は踵骨側の骨棘と違ってレアな症例ですね
足関節は荷重関節なので、登山やランニングは負荷がかかってしまうので、
回復しても、今後登山を続けるには足首と相談しながらうまく付き合っていくしかないですね。
まずはサポーターとなるのでしょうが、
サポーターはミリ単位ですが、厚みがある分、脚長差が生じること
靴のフィッティングに違和感が出ること
などで足関節だけでなく膝に違和感が出ることもあるので、テーピングも一考の価値があるかと思います。
URUさんのただならぬ山への情熱は足首の痛みなど吹っ飛ばしてしまうでしょう!
私も半月板水平断裂と向き合いながらもう少し山を続けられればと思ってます。
今は10ヶ月の犬を2匹受け入れちゃって、しつけに悪戦苦闘の毎日で山どころではありませんが
いつかまた山でお会いできることを楽しみにしています
足の骨棘の発生場所を調べてみますと、確かに踵骨の踵面に発生することが多いようですね。
satoyamaさんのサポーターをつけた際の細かいアドバイス、とても参考になります。
医師に勧められたサポーターは単純に履くタイプでは無く、ベルトが付いてしっかり締め上げるタイプがいいということで、そのサポーターを左足のみとりあえず買いました。
しかし、左足だけだとバランスがとれずに右足も同じサポーターをした方がいいかな?とか、サポーターに厚みがあるので今の登山靴にうまくおさまって長く歩くことができるのかな?とか、心配です。
この点を含めて歩く練習をしなければならないと思います。
stoyamaさんが最近山に行ってないので、膝痛でも起こしているのかなと思いましたが、かわいいワンコが原因でしたか(笑)
また、どこかの山でご一緒できるか楽しみにしています。
でも、そのときはのんびりゆっくり歩きましょうね。
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