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アプローチの違いは有るものの、高校2年の秋に計画した、そして果たせなかったコースでした。
当時の日記を見ると、敗退した山行だったにもかかわらず、読み返してほほえましい「気負い」がうかがえます。
烏帽子沢から登山道を稜線上の「笹頭」に上がったようですが、「稜線は踏跡はあるがスズタケの密集地帯、稜線はほとんど2m位のスズタケに覆われた。展望はゼロ。とにかく尾根筋を外さぬように歩く。尾根ヤセテ岩あり。スズタケをこいで行くと、カミクズのある峰に着いた、今まゴミを見なかったのでちょっとがっかり、少しホッとした。ルートは正しかったのだ・・・。」
このあとうだうだ書いていましたが、結局は、酉谷山への縦走も、藪でルートも見つけられず、藪越しに見えた先の険しさに怖気づき、さらに矢岳を目指すも、間違ったコース(おそらく大久保への切り開き)を下ってしまい、なんとか無事、浦山口駅にたどり着いたものの、まさに遭難一歩手前でした。途中でお会いした「おいらく山岳会」の方に、「注意しなさい!」と、戒められたことが、ずっと気になっていました。
今回、そのスズタケの藪を再確認しようと探してみましたが、スズタケは全く見受けられませんでした。
画像2はおそらく「笹頭」と思うのですが、当時の密藪の面影は全くありません。下りに使った切り開きも見つかりませんでした。(11月20日記)
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