鈴鹿山脈の麓 シデコブシの花 日本ため池百選楠根ため

今日は鈴鹿山脈の麓にあるシデコブシの群生地を見てきました。シデコブシは日本固有種であるとともに愛知岐阜三重の東海地区にしか生えていない植物だそうです。コブシより花びらが細く原始的な品種だそうです。三重県で群生しているのは鈴鹿7マウンテンのほぼ真ん中にある菰野町田光という地区にある「楠根ため」というため池付近に咲いていると聞き、インターネットで調べて行きました。楠根ためは日本ため池百選に選ばれているそうです。

田光の群生地は10年ほど前に国の天然記念物に指定され、ここには170本のシデコブシが自生しているそうです。あまり綺麗に整備されていなくて藪の中にシデコブシの木が生えている感じで、実際に見えるのは30本くらいです。色は真っ白のものと薄い赤紫色のものとがありました。まだこれから咲く蕾も多く、4月の上旬までは見頃だそうです。

鈴鹿の山に登った帰りに立ち寄ってみてはいかがしょうか。一部立ち入り禁止になっていますが、道路をはさんで池側の湿地帯は入れました。ちゃんと整備されていないので長靴か登山靴じゃないと歩きにくい感じでした。