昼食を食べた一心で読んだ中日新聞で見て年に一日だけ公開される秘仏を拝みに行った。
一号線のすぐそばにあり、車の音がうるさいが、山門にはまだ紅葉がきれいに残る。
呼び鈴代わり?に小銭を入れると鈴が鳴る仕組みのさい銭箱に小銭を入れ案内に従って本堂右側から入ると住職がいて詳しい説明をしてくれた。
平安時代の空海?作とも言われる石仏で寺の名前の由来となっている。手に薬壺を持っていないのが当時の様式。脇に立つ立像で阿弥陀、釈迦?と区別する。薬師如来は月光、日光菩薩が立つ。釈迦が過去で東、薬師が現在で中央、阿弥陀が未来で西の位置とのこと。
御本尊の石仏は花崗岩の一種で雲母がきらきら輝く。地面に直接立てられているので、板間からだと見下ろす形になる。
御堂は江戸時代建立で県内最古とのこと。
帰りにお菓子をくれた。
寺は旧東海道沿いにあり、源範頼が平家討伐の前に祈願に立ち寄り、逆さに刺した桜の枝が成長したとか、範頼を祀った神社とかあった。
初めて行ったが、市内にこんな由緒ある立派な寺があるとは知らなかった。
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