北平山は、点名：有家ヶ原より更に奥、小芦倉谷左岸尾根上の三等三角点峰（点名：北平山）である。
正式な登山道が無く、有家ヶ原より訪れる藪山愛好家も少ない秘峰的存在である。
また、美林として評価を得ている有家ヶ原より、更に巨木や老木が多く、非常に自然林が美しい山である。
新緑の春、紅葉の秋も期待を裏切らないが、積雪期の山頂直下は三ヶ辻山の絶好の展望台となり、四季折々楽しむ事が出来る。
なお、北平山の読み方については、三角点を設置した当時（明治39年）は、点の記に読み方を記載していない時期であり、その後の更新もされていないため、読み方が特定できないままとなっている。
これは国土地理院の見解である。