東北

最終更新:hattaigo
基本情報
場所 | 北緯37度14分18秒, 東経139度39分24秒 |
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昭和20年代中頃まで、峠に木地小屋があって4名ほどの木地師が暮らしていた。
峠の昭和村側にあたる畑小屋集落も江戸末期で40戸を数える木地師の集落で、転石峠を越え田島経由で若松へ会津塗の原料を供給していた。椀の荒型15個×6束、約40〜50kgを日に4回峠まで運び上げたという。
昭和村大芦の住民にとっても重要な峠で、早朝に経って田島で生活用品を買い求め、その日の内に帰った。また大芦で病人が出た際、村人総出で田島まで搬送したこともあったという。昭和20年代を過ぎると大芦の交易対象は田島から金山町川口へ移った。その後舟鼻峠の国道も整備され、転石峠を往来する人影は絶えて久しい。
参考文献:「新板 会津の峠 下」(笹川壽夫編著 2006年)
峠の昭和村側にあたる畑小屋集落も江戸末期で40戸を数える木地師の集落で、転石峠を越え田島経由で若松へ会津塗の原料を供給していた。椀の荒型15個×6束、約40〜50kgを日に4回峠まで運び上げたという。
昭和村大芦の住民にとっても重要な峠で、早朝に経って田島で生活用品を買い求め、その日の内に帰った。また大芦で病人が出た際、村人総出で田島まで搬送したこともあったという。昭和20年代を過ぎると大芦の交易対象は田島から金山町川口へ移った。その後舟鼻峠の国道も整備され、転石峠を往来する人影は絶えて久しい。
参考文献:「新板 会津の峠 下」(笹川壽夫編著 2006年)
峠 |
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付近の山
- [3km] 御前ヶ岳(1233m)
- [3.3km] 三等三角点「上ノ鼻」(1230m)
- [4km] 舟鼻山(1226m)
- [4.8km] 三等三角点「舟ケ鼻」(1224m)
- [6.8km] (大芦)愛宕山(745.4m)
- [8km] 伝上山(999.3m)
- [9.3km] 三引山(1147.6m)
- [9.4km] 唐倉山(1175m)
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