転石峠・石ぽろ山(桧沢村静川)

- GPS
- 04:08
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 748m
- 下り
- 758m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:08
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
地形図の破線の通りに廃林道が残る。沼尻川の右岸に移ってからは所々路体が落ちている。橋の類は消滅。 石ぽろ山は道無し。今回北斜面は雪が残っていた為容易に登れ、南斜面は藪が出ていたお陰で急斜面を下れた。結果的にベストシーズンだった。逆周りだと藪が逆茂木になるので心が折れると思う。 地元の入会地なので入山禁止の看板が沢山あるが、山菜きのこ目的でなければ法的に問題ないはず(看板の書きぶりを入山禁止じゃなくて林産物採取禁止とかにして欲しいが、藪山歩きが目的の人がいるなんて想定できないのも分かる)。 |
写真
感想
3年前の3月に舟鼻山から七ヶ岳まで縦走した際、転石峠(ころぶしとうげ)は完全に雪に埋もれていて、無雪期に再確認してお地蔵さんでもあれば面白いなと思っていた。また石ぽろ山も縦走する溶岩台地と同高度ながらも沼尻川に囲まれて堂々たる独立峰の山容を見せており、気になっていた。何より名前がへんてこなので是非登ってみたかったところである。
この日は気合入れて三岩〜駒の縦走をやろうかと思っていたが、天気が悪そうなので懸案の石ぽろに変更することにして前夜就寝。気合が入っていないので昼まで寝てしまった。夕方部落の寄合があって行けたら行くつもりで早歩きしたが、微妙な時間になってしまい、身体も冷えたのでのんびり温泉に入ることにした。
殆ど廃林道歩きなので道中あんまり面白いことは無い。熊棚を見なかったのが意外。私の数時間前に単独の雄シカが歩いていた模様。
転石峠は結局また雪の下だった。でも数十年前に作設された林道の切通しで古道の痕跡は残っていなさそうなことが分かった。
石ぽろ山は思ったより展望の良さそうなピークだったが、時折パラついていた雨がこの高度では雪に変わり、風も強く長居する状況では無かった。この時期にこの高さで雪に降られるとは思わなかった。高い山に入っていた人はエラい目に遭ったのでは無かろうか。
復路は丸山方面への縦走も考えていたが、藪が濃いし、岩壁の弱点を狙って藪懸垂で降りていたら稜線より西に寄ってしまったし、時間も無いので林道の大部分をピストンする形になった。岩壁は玄武岩質で、途中洞窟(竪穴)を見つけ大変興味を惹かれたが、寒いし時間がないので声を掛けただけで入るのは止めておいた。声を掛けても獣の気配は無かったが、底の方に何か丸い物が敷かれているように見えたのが気になる。ヘッデンで照らすだけでもすれば良かったと後悔が残るが、あの時は手の感覚が無くなるぐらい寒かったのだ。林道まで降りると空気の層が全然別物でかなり暖かかった。
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