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更新日:2017年02月27日 訪問者数:747
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改訂版・360度パノラマ写真の撮影と、ヤマレコでの共有方法
Juantonto
上下左右360度、即ち撮影場所の全周囲を撮影できる画像のことを、「全天球パノラマ」とか「360度パノラマ」と呼び、最近ではSONY Play Stationにも機能が搭載されるなど、VR(Virtual Reality)コンテンツとして、すっかり定着しました
※以下、「全天球パノラマ」と呼び名を統一いたします。
1.最初に
Equirectangular(正距円筒図法)
左の画像は全天球パノラマをを平面化したもの、この状態ではぐにゃぐにゃした変な画像に過ぎません。これをヤマレコに公開すると、360°ビューアーが起動しぐるっと周囲を見渡すことができます。
山行記録の写真下には、青囲みで「360パノラマ」と表示されます。
全天球パノラマの普及には、2014年から「ビューワ機能」を取り入れてきた「ヤマレコ」が多大な貢献をしました。実際、当方が興味を持ったのも、ヤマレコの「山で撮影した上下左右360度パノラマ写真コンテスト」がキッカケでした。
「ヤマレコ」へのリスペクトとして、少々古くなった「山ノート」の記事に最新情報などを追記したいと思います。matoyanさんの元記事と合わせてお読みくだされば幸いです。
2.増えてきた撮影機材(ワンタッチ・デバイス)
専用カメラで撮影した画像は、普通の写真と同じように、ヤマレコの山行記録へ追加するだけで、360度グリグリ回して全周囲を見渡すことのできる「全天球パノラマ」として扱われます。
RICOH THETA SC(ホワイト)
他に、ブラック、レッド、ブルーのカラバリがあり、Amazonの実勢価格で\30,000以下となっています。
大きさや重さ、性能とスペックは従来品のTHETA Sと変わらず。一部機能が省かれた普及版の位置づけです。
この分野のパイオニアで2013年に発売されたRICOH THETAは画期的なデバイスでした。一度のシャッターで、手軽に全天球を撮影できる機材として、山歩きに新しい楽しみ方をもたらしました。昨年、RICOH THETA Sの廉価版(機能限定版)として、THETA SCが発売されました。HDMIポートの廃止と、LIVE Streaming機能を提供しないために、充電しながらの撮影はできません。動画撮影が一回あたり5分に制限されるなどの機能差は、山歩き中の撮影では大きく影響しないでしょう。むしろ、カラバリに「ホワイト」が追加されたことで、夏場のヒート対策になるかもしれません。
2016年はVR元年か?
鐘の鳴る展望台で撮影中。ミニ三脚に取り付けて、スマホ・アプリでリモート撮影しました。スマホを構えているのは、ただのポーズです。実際は、タイマー撮影しました。
昨年は、RICOH THETA以外にも続々と新しい360度カメラが発売されました。それぞれ、一長一短あると思いますが、ご自身の用途やスタイルに合ったカメラをチョイスしてくださいね。当方は価格と使いやすさのバランスからTHETA SCを購入しました。
上記以外にも、コダック社からPIXPRO Orbit 360 4Kという製品が2017年3月に発売されるようです。価格はKey Missionと同程度になる模様。
3.スマホ・アプリで撮影・公開(AndroidとiOS両対応)
山歩きには極力持ち物を減らしたいですね。一方、最近の山歩きにスマホは欠かせません。スマホ一台で撮影できるなら、こんな便利なことはありませんね。しかも、アプリの利用は無料です。バッテリー対策を講じて、360度の世界を手軽に楽しみましょう。ワンタッチ・デバイスを購入するのは、それからでも遅くありませんよ。
Google ストリート・ビュー /Street View
ストリート・ビューと言えば、街中を写しているアレと思いがちですが、Googleでは単一のパノラマ画像から、矢印などで連結されたツアー形式の内覧画像を統合して「ストリート・ビュー」と称しています。アプリではそうした画像やツアーの閲覧だけでなく、撮影から公開までできる万能選手なんです。しかも、無料で利用できます。
Google謹製の「ストリート・ビュー・アプリ」は世界各地のストリート・ビューを閲覧するだけでなく、撮影からGoogleマップへの公開までを一貫して行えるアプリです。撮影の方法は「一見にしかず」、以下のYouTube動画をご覧ください。Androidスマホにインストールしたストリート・ビュー・アプリを使って撮影する様子を撮っています。繋ぎ目をスムーズにするために、いろいろ工夫してますが、気にせず手持ちで撮影なさってください。
How to shoot 360 degrees photo, using Street View app and the MONOPOD, etc.. - YouTube
How to shoot 360 degrees photo, using the Street View app for Android with the "MONOPOD". I have no digital SLR camera and precius fisheye lens.Therefore, I ...
ヤマレコへの公開は簡単になった!!
撮影画像をフツーにアップロードするだけ。いつもの慣れた要領でどうぞ。ヤマレコ側で自動認識してくれます。
matoyanさんの元記事をお読みになって、「無理」と感じた方は多いと思います。当方も最初はそうでした。RICOH THETAも今ほどは普及しておらず、かと言ってマイクロソフトのPhotosynthというアプリで撮影した画像をヤマレコに公開するには、一手間も二手間も必要だったのです。※Photosynthは残念ながら廃止となりました。
各アプリの設定画面
アプリの設定で撮影した全天球パノラマを端末に保存する

左、iPhone
右、Android
画像の保存場所
Androidの場合は「内部ストレージ→Pictures→panoramas」、iPhoneの場合は「カメラロール」に画像が保存されます。

※シータの画像はRICOH THETAアルバムに格納されます。
スマホから取り出した画像を、山行記録の写真を追加するだけです。昨今のスマホなら高性能で画面も広いので、場所さえ分かれば直接追加できます。
4.全天球パノラマをヤマレコ以外で楽しむ方法
ヤマレコでの楽しみ方は、matoyanさんの山ノートを参照なさってください。ここでは、ヤマレコ以外の楽しみ方の一例をご紹介します。
(1) Google Cardboard
1,000円前後で販売されている段ボールを使った簡易的なVRゴーグルです。「まるでそこに居るかのような」を体験できます。家族の方がびっくりするような場所を撮影して盛り上がってください。
(2) Facebookへの投稿
アプリとウェブでほぼ同じインターフェイスで使いやすく。画像の表示がとても軽い。スマホでは端末の傾きを検知してAuto-Rotatingの機能が実装されています。
(3) THETA公式ページ(theta360.com)
RICOH THETAユーザーのためのサイトです。THETAを購入したら登録しましょう。公開した画像は、TwitterやFacebookへシェア可能です。また、ブログなどをお持ちでしたら、埋め込み可能なコードを発行できますよ。
上記以外にも、様々な楽しみ方があると思います。是非、皆さんの山行記録でご活用なさってください。
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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