やまきふ共済会について
登山スタイル:2〜4日縦走,日帰り近郊ハイキング,日帰り雪山※いづれも一般ルート
上記においての山岳保険を以下で賄ってきました。
医療:一般の医療保険(府民共済)
遭難:JRO
個人賠償:車の保険の特約
この度山岳会に所属して、初級とは言えハーネス・ザイルを使用する山行にも参加する事になったので、保険の見直しを検討。ポイントは主に医療補償。(JROは現行でも登はん・雪山を網羅している)予算的には年間1万円くらいに抑えたい。
色々検索した結果、「やまきふ共済会」のエキスパート会員が候補に。
HPの簡易表では医療補償の範囲が分かりにくかったので
どのような場面で保険請求ができるのか、想定3パターンで問い合わせてみました。
想定1.登山中に転倒/滑落して創傷→日帰りで5針縫う→以後2回通院
想定2.雪山登山において、急な天候不良により凍傷になり、1週間の入院加療
想定3.夏山登山において、熱中症になり、3日間の入院加療
結果、上記3パターンとも、医療補償は対象外との事でした。
理由は、”【保険金をお支払いする主な場合】に記載の「急激かつ偶然な外来の事故」”との規定がある為、疾病となる熱中症や凍傷は対象外なんだそうです。
想定1 は疾病ではありませんが、免責事項→”以下の手術は対象となりません。創傷処理、皮膚切開術、デブリードマン、骨または関節の非観血的または徒手的な整復術・整復固定術および授動術、抜歯手術” の一文もあるからです。裂傷に対する縫合だけというのは対象外になるそうです。
遭難救助補償については、登はん・雪山以外であれば対象。
ただし、エキスパート会員で登山届が提出されている場合は、登はん・雪山も補償対象。
(これは母体の損保ジャパン保険で補償外になる部分で、かわりに共済会が補償するとの事。)
上記をふまえて、やまきふ共済会の保険について、以下の感想を持ちました。
・メインは遭難救助・個人賠償
・医療補償はオマケ程度(軽傷のケガ・長引く疾病は対象外。重度のケガにしては補償金額が少ない)
(私的には)免責事項が多く、目から鱗だったので、情報共有をと思い、ノート作成しました。
そんなの当たり前でしょ!って方、ご容赦下さいませ。
補足
色々検討しましたが、結果、労山基金に加入しました。
そちらは通院・入院に2日の免責がありますが、上記想定は全て補償されるそうです。請求金額が少ない場合は診断書も不要との事で、なかなか勝手が良さそうです。
ただ、山岳会に登山届提出が必須なので、個人山行用にJROと個人賠償も継続する事にしました。
最後になりましたが
保険請求する事のない安全登山が一番の目標である事は、言うまでもなく。
上記においての山岳保険を以下で賄ってきました。
医療:一般の医療保険(府民共済)
遭難:JRO
個人賠償:車の保険の特約
この度山岳会に所属して、初級とは言えハーネス・ザイルを使用する山行にも参加する事になったので、保険の見直しを検討。ポイントは主に医療補償。(JROは現行でも登はん・雪山を網羅している)予算的には年間1万円くらいに抑えたい。
色々検索した結果、「やまきふ共済会」のエキスパート会員が候補に。
HPの簡易表では医療補償の範囲が分かりにくかったので
どのような場面で保険請求ができるのか、想定3パターンで問い合わせてみました。
想定1.登山中に転倒/滑落して創傷→日帰りで5針縫う→以後2回通院
想定2.雪山登山において、急な天候不良により凍傷になり、1週間の入院加療
想定3.夏山登山において、熱中症になり、3日間の入院加療
結果、上記3パターンとも、医療補償は対象外との事でした。
理由は、”【保険金をお支払いする主な場合】に記載の「急激かつ偶然な外来の事故」”との規定がある為、疾病となる熱中症や凍傷は対象外なんだそうです。
想定1 は疾病ではありませんが、免責事項→”以下の手術は対象となりません。創傷処理、皮膚切開術、デブリードマン、骨または関節の非観血的または徒手的な整復術・整復固定術および授動術、抜歯手術” の一文もあるからです。裂傷に対する縫合だけというのは対象外になるそうです。
遭難救助補償については、登はん・雪山以外であれば対象。
ただし、エキスパート会員で登山届が提出されている場合は、登はん・雪山も補償対象。
(これは母体の損保ジャパン保険で補償外になる部分で、かわりに共済会が補償するとの事。)
上記をふまえて、やまきふ共済会の保険について、以下の感想を持ちました。
・メインは遭難救助・個人賠償
・医療補償はオマケ程度(軽傷のケガ・長引く疾病は対象外。重度のケガにしては補償金額が少ない)
(私的には)免責事項が多く、目から鱗だったので、情報共有をと思い、ノート作成しました。
そんなの当たり前でしょ!って方、ご容赦下さいませ。
補足
色々検討しましたが、結果、労山基金に加入しました。
そちらは通院・入院に2日の免責がありますが、上記想定は全て補償されるそうです。請求金額が少ない場合は診断書も不要との事で、なかなか勝手が良さそうです。
ただ、山岳会に登山届提出が必須なので、個人山行用にJROと個人賠償も継続する事にしました。
最後になりましたが
保険請求する事のない安全登山が一番の目標である事は、言うまでもなく。
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府民共済にすでに加入しているのですよね。
でしたら、けがや病気の原因にかかわらず、入院補償は支払われると思うのですが、入院では保険金が下りないタイプなのですかね?
山岳保険も2つ加入しても、ダブルでは支払われないことが一般的です。どちらかの保険が保険の範囲の実費を払う仕組みだったと思います。
以前のスタイル(ハイキング〜縦走)ならば、共済の保険で入院・通院共に対象です。
ですが、登はん(ハーネス・ザイルを使用)は対象外なのです。
今回沢登りを始めたので、そこの部分を補強したいと思い、再検討した情報を共有しました。
ちなみに、共済保険の対象で、アイゼン・ピッケルは微妙なラインです。
2月の北アはダメですが、奈良の三峰山ならギリと言った感じでした。(保険請求窓口との交渉次第?)
山岳保険は損害賠償保険に遭難特約を足したものなので生命保険や医療保険ではありません。jROは遭難特約のみの共済(互助会)です。
登山の山登り中にアキレス腱が切れたなんて事態があっても「基本的に突発的で外的なものによる事故」ではないので年間7,000円程度の山岳保険では保険適用にならないと思います。
自分も山岳保険を調べて、無条件で搬出費用を出してくれる(と思われる)jROと第三者への補償の手厚い山岳保険(年間7,000円くらいの)の二つに入るのが良いとの結論になりました。
ネットで簡単に加入できる山岳保険は免責事項がネット上に記載されていないので不明なんですよね。
自分は第三者への補償が必要な場所に行かないのでjROと県民共済のみです。
saitama-nの日記:何処の山岳保険に加入しようか考えている方へ(ついでにココヘリ)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-172453
saitama-nの日記:山岳保険引き受け会社は進入禁止をどう考えているのか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-177246
そうですね。登はん(ハーネス・ザイルを使用)が無ければ、JRO(遭難救助補償)と医療保険で良いかと思います。
「第三者への補償」とは個人賠償の事でしょうか?それが不要というのは、ちょっとどうかな?と思います。
例えば自分の落石で他人にケガをさせてしまった場合などを想像すると、私は「必須」になりました。
車の任意保険の特約追加が、年間2000円程度、かつ同居家族全員の個人賠償を賄う事から、家族の自転車保険もカバーするので加入しています。
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