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山岳保険は大きく分けて3つのタイプがあります。
1 加入者の遭難捜索費用補償(jROやレスキュー保険と言われる物。jROは保険ではなくて互助会ですけど)
2 加入者の登山中に突発的に起きた事故についての損害補償
3 加入者の登山中に故意でない事故で第三者に損害与えてしまった時の損害補償(個人賠償責任)
ウェブ上で簡単に加入できる保険はオススメしません。ほとんどのところは保険案内がウェブ上で数行しかなく、免責事項が不明です。紙の保険案内を発行しているところは免責事項等がきちんと書いてあります。
山岳保険を取り扱っているのは代理店(お客様担当)で引受保険会社が別にあります。免責事項等がきちんと記載されていないところだと「引受会社が・・・」と逃げられてしまう恐れがあります。
登山まとめサイト等のオススメだけでなく、保険案内を取り寄せて自分で判断しましょう。山岳会が何処に加入しているかも参考になると思います(一般登山者よりもリスクのある山行をしているだろうし、保険内容を吟味しているだろうから)。
また、生命保険・自動車の任意保険に加入済みであれば登山(レジャー)での怪我・損害賠償責任に対応するかも調べておくと良いでしょう。
個人的には冒頭の1〜3の全てが欲しい場合はjROと個人賠償責任の補償が手厚い日本山岳協会山岳共済会会員向けの山岳遭難・捜索保険の「ハイキングコース1」か「登山コース1S」に加入が良いのではと思います。jROと「登山コース1S」で年間一万円ぐらいだし。
ココヘリは単独者向けです。使用が考えられるのは滑落等で遭難者が既に亡くなっているか、携帯の電波が届かない場所で遭難者が身動き取れない状況と思われます。ココヘリ運営会社への連絡は捜索願を出された方になるでしょう(救助は警察主導になるので捜索願は必須と思われます)。
※登山届と地図と保険証の紙(jROの場合は会員証の紙)と遭難対処マニュアルを捜索願を出される方に渡しておくと良いです。自分はA4クリアブックに入れて山行前に家族に手渡ししています。まだ、自分の写真と身体的特徴を書いた紙は用意できていませんけど。
saitama-nの日記:山岳保険の個人賠償責任について代理店に問合せをする
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-151586
saitama-nの日記:山岳保険の選び方と知っておくべき知識
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-151731
saitama-nの日記:埼玉県の登山届にある山岳保険チェック欄を見てjROに加入する
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167599
saitama-nの日記:ココヘリで山のリスクを改めて考えるようになる(前回の日記内容お詫びも)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167673
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