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更新日:2019年08月21日 訪問者数:360
登山・ハイキング 技術・知識
パルスオキシメーター;高山病モニタリング
bergheil
パルスオキシメーター;高山病モニタリング
高山病は、人によって違いますが、日本アルプス、3000m級の山でも、軽い高山病になる人はいます。またヒマラヤトレッキングや、ヨーロッパアルプス4000m級の山では、高山病になるリスクが高まります。重症化すると動けなくなり、非常に危険性が高まります。

そこで、自分は今、高山病になっているか? 程度はどれくらいか? を数値で確認できる装置として、「パルスオキシメーター」(以下; PO計と略す)を紹介します。

PO計では、パルス(=心拍数)と、オキシ(=血中酸素飽和度)を測る装置です。高山病に関しては、「血中酸素飽和度」(以下 " %spO2"と略す)の値が重要です。

"%spO2"は、動脈血中のヘモグロビンが、どの程度、酸素を持っているかの指標です。
呼吸器障害を持たない健常者では、平地だと96〜99%の値を示します。

標高の高い山ではこの値が徐々に下がります。
私は医療専門家では無いので、明確な基準は言えませんが、私の経験では、%spO2値が90
%を切ると、頭痛、脚のダルさなど、軽い高山病の症状が出ます。80%程度だと、かなりキツイです。
一般に医療現場では、90%を切ると、酸素吸入をすることになるようです。
※ 上記はあくまで、医療について専門家では無い、私個人の体験によるもので、参考として記載したものです。
詳しくは、医療専門家の判断によります。

PO計は、アマゾンなどで購入する事ができます。価格は7000円〜1万円程度。(私は、(株)ドリテック社のものを使っています)
また、小型で持ち運び便利、指に装置をはさむだけで測定できるのも便利な点です。
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登録日: 2010/11/22
投稿数: 43
2019/8/24 16:08
 わたしの高山病モニタリング事例
bergheilさん、はじめまして。

海外登山もお詳しいようなのでご存知とは思いますが、私の事例をご紹介します。

この2月にキリマンジャロに登ったとき、毎夕食後にガイドがPO計でパーティ全員を測定してくれました。酸素飽和度、心拍数それぞれ規定値以下の人は下山させるそうで、結果は本人がサインし、登山を管理する役所に提出義務があるとのことでした。

1泊目:高度2,650m、酸素飽和度89、心拍数92。 2泊目(以下数値のみ):3,900m 82 106。 3日目の高度順応地:4,640m 79 115。 3泊目:3,960m 84 110。 4泊目:4,035m 91 105。 5泊目:4,640m 80 110。

5泊目の夜中に出発して8時間後に5,895mの山頂に立ちました。後半はかなり息切れしていたので、酸素飽和度はさらに低下し、心拍数は120以上になっていたかもしれません。

富士登山では結構高山病で苦しんでいる登山者を見かけましたが、2,000m級の山でも発症される方がいるようですから、少しでも不安のある方はPO計を持参されるようになればいいですね。
登録日: 2011/5/3
投稿数: 348
2019/8/27 13:27
 Re: わたしの高山病モニタリング事例
ikomochi さん


キリマンジャロ登山での事例紹介、ありがとうございます。

PO計は、ヒマラヤ登山では必需品のようですが(故、栗城氏が使っているのを、TVで見ました)、日本の山では、持っている人を見かけたことがないですね。

そのうち、富士山や北アルプス級の登山での必需品になれば、とも思い、投稿した次第です。
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