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更新日:2022年11月23日 訪問者数:1835
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日本の山々の地質;第1部 四国地方の山々の地質、1−3章 石鎚山地の地形と地質の概要
ベルクハイル
図1 「石鎚山地 西部ゾーン」の主な山々
石鎚山地の中でも、松山平野の南東〜南に延びるこの「西部ゾーン」は、1000〜1400m級の、「中核ゾーン」に比べて標高が低めの山々が並んでいる。

※ 地理院地図をベースに、筆者作成
図2 「石鎚山地 中核ゾーン」の主な山々
主峰 石鎚山を含むこの「中核ゾーン」は、「石鎚山地」の中でも標高が最も高くなっているゾーンで、1700〜1900mクラスの山々が連なっている。


※ 地理院地図をベースに、筆者作成
図3 [石鎚山地」のうち、東部(赤石山系、二ツ岳山系、「県境山地」の主な山々
・「石鎚山地 中核ゾーン」の東端となっている笹ヶ峰より東側は、山並みが2列となっている。

・北側の山並み(法皇山脈)は更に、「赤石山系」、「二ツ岳山系」などに細分化される。
・南側の山並み(「県境山地」)は、銅山川の渓谷を挟み、法皇山脈に並走している。

・この地域では、標高1400〜1700m級の山々が多い。

※ 地理院地図をベースに、筆者作成
図4 石鎚山地 「中核ゾーン」、「西部ゾーン」の地質図
【地質 凡例】
・石鎚山からその南側の円形ゾーン(「石鎚コールドロン」と呼ばれる)やその周辺に広がる、ベージュ色;大規模火砕流堆積物(中新世)
・朱色(面河渓谷付近);花崗岩類(中新世)
・石墨山付近(図の左手)の黄土色;安山岩質火山岩(中新世)

・中央から西部の山麓に広がる薄いベージュ色:堆積岩層(主に礫岩/久万層群)(中新世)

・濃い緑色;苦鉄質片岩
・ブルー;泥質片岩

※産総研「シームレス地質図v2」を元に筆者作成
図5 石鎚山地のうち、「赤石山系」、「二ツ岳山系」付近の地質図
【地質 凡例】
・東赤石山を含む、赤紫色(赤線で囲った部分);カンラン岩(「東赤石カンラン岩体」)

・赤石山系、二ツ岳山系の、紫色の線で囲った部分;”高度変成岩類” (変成ハンレイ岩、片麻岩類など)

・濃い緑色;苦鉄質片岩
・ブルー;泥質片岩
・濃い黄色;砂質片岩
・オレンジ色;珪質片岩

※産総研「シームレス地質図v2」を元に筆者作成
(はじめに)
 この章からは、具体的な、四国の山々の地質について、個別に説明していきます。

 まず、この1−3章 注1)では、広義の「四国山地」のうち、四国最高峰 石鎚山を含む、「石鎚山地」の、地形と地質の概要を説明します。
  なお「石鎚山地」は後述の通り、地質的には複数の地質体が分布しています。個々の地質体 及び それらが分布している山々については、後の章で詳しく述べます。
 

  注1) この「1−3章」は、元々、2020年4月にこの連載を開始した時点では、
     「1−2章」としていました。
      が、2022年秋からの、第一部「四国地方の山々の地質」の全面改訂作業
      により、(旧)「1−1章」を、(新)「1−1章」と(新)「1−2章」に
      分割した関係で、この章も(旧)「1−2章」から(新)「1−3章」へと、
      章の番号を変更しました。
      ややこしくなって恐縮ですが、ご了承ください。
1) 石鎚山地の概要と主な山々
 「石鎚山地」は、1−1章でも述べた通り、主に愛媛県、一部 愛媛/高知県境にかけ、東西に延びる山並みです。
(この第1部における「石鎚山地」の範囲については、1−1章で説明しましたので、本章では略します)

 「石鎚山地」には、登山対象となっている山が多数あります。以下、(文献1)、(文献2)を参照して、西側から順に、いくつかのゾーンを分けて、登山対象となっている主な山を紹介します。
添付の、図1,図2、図3も ご参照ください。


a)「西部ゾーン」(仮称)
 下記の「石鎚山地 中核ゾーン」より西側で、登山対象となっている山々を、説明の為まとめて、「石鎚山地 西部ゾーン」と呼ぶことにします。
 「石鎚山地 西部ゾーン」での登山対象となっている主な山としては、皿ガ峰(さらがみね;1271m)、石墨山(いしずみさん;1456m)が挙げられます。


b)「中核ゾーン」(仮称)
 次に、「石鎚山地」のうち、主峰 石鎚山を含む一帯の山々を、説明の為、「石鎚山地 中核ゾーン」と呼ぶことにします。このゾーンは、石鎚山地の中でも特に標高が高いゾーンで、1700〜1900m台の山々が連なっています。また登山対象として人気の高い山々も多いゾーンです。
 「石鎚山地 中核ゾーン」での、登山対象となっている主な山としては、西から順に、堂ヶ森(どうがもり;1689m)、二ノ森(1929m)、石鎚山(1982m/百名山)、瓶ヶ森(かめがもり;1896m/三百名山)、伊予富士(1756m/三百名山)、寒風山(1763m)、笹ヶ峰(1860m/三百名山)が挙げられます。また南へ派生した枝尾根上には、筒上山(つつじょうさん;1859m)、手箱山(てばこやま;1800m)があります。
 このうち、石鎚山とその周辺は、それ以外の地域とは異なった地質からなっており、後の章で詳しく述べます。


c)「法皇山脈」、「赤石山系」、「二ツ岳山系」
 上記「中核ゾーン」の東端である笹ヶ峰辺りから東側では、山並みが2つに分かれています。その間には、吉野川の支流である銅山川が深い谷をつくっています。
 この2つの山並みのうち北側(瀬戸内側)は、「法皇山脈(ほうおうさんみゃく)」とも呼ばれます(文献1)。
 登山界では、さらに「法皇山脈」の一部を分けて、「赤石山系」、「二ツ岳山系」(「二ツ岳山塊」とも呼ばれる) という山系を区分することがあります(文献1)。

 「法皇山脈」のうち、「赤石山系」に属する主な山としては、西赤石山(1626m)、東赤石山(1706m;三百名山、花の百名山)があります。この山系に分布する地質については、後の章で詳しく述べます。
 「二ツ岳山系」は、標高の割に険しい岩稜帯でできた山塊です。この山系の主な山としては、権現山(1594m)、二ツ岳(1647m)、エビラ山(1677m)があります。この山系に分布している地質については、後の章で詳しく述べます。
 「法皇山脈」は「二ツ岳山系」から東では、1500m以下の標高となります。二ツ岳山系より東には、赤星山(1453m)、翠波峰(すいはみね;890m)などがあります。


d)「県境山地」(仮称)
 銅山川の深い渓谷を間に挟み、「法皇山脈」の南側に並走して、愛媛/高知県境をなす山脈には、特に決まった名前がありませんが、この第1部では説明のため、「県境山地」(仮称)と呼ぶことにします。
 この「県境山地」での登山対象となっている主な山としては、平家平(へいけだいら;1693    m)、大座礼山(おおざれやま;1588m)が挙げられます。
2)石鎚山地の地形的特徴
 1−1章でも述べたように、「石鎚山地」は東西方向に細長く伸びています。
 その地形的な特徴としてまず重要なポイントのひとつとして、その北側に、石鎚山地と並行して東西方向に、「中央構造線」(「地質境界」、「地系境界」、「(活)断層系」の3つの意味合いがある)が走っていることが挙げられます。
 この「石鎚山地」は、(活)断層系としての「中央構造線」により1000〜1900m級の稜線部から北側の平野部へと急角度の傾斜を持っています。
 ここは地形学上では「石鎚断層崖(いしづちだんそうがい)」と呼ばれています。非常に明瞭な断層地形なので、地形関係の書物には、断層地形の代表として良く取り上げられています(文献3−a)、(文献5)。

 1−1章でも触れましたが、「石鎚山地」の成因は、上記の「中央構造線活断層系」と深い関係があります。
 中央構造線は、約1億年前(白亜紀)から現世まで、断続的に活動をしている日本有数の構造線(地質境界、断層)で、活動様式は時代によって様々ですが、最近100〜200万年ほど(第四紀)は、右横ずれ断層(注2) として活動していることが地形学的研究から判明しています(文献3−a)。

 現世では四国地方の「中央構造線」は右横ずれ型の活断層として活動していますが、水平方向の変位成分に加え、垂直方向への変位成分も持っており、ちょうど愛媛県(四国中央市)と徳島県(三好市)の県境を中間点として、その中間点の西側では、中央構造線の南側部分が相対的に西へと動きつつ、隆起がおこり、直線的な「石鎚山地」ができたと考えられています。(文献3−a)。

 第1−1章でも触れたので説明がやや重複しますが、「石鎚山地」は現世でも隆起が続いている山地であり、石鎚山付近で、約2mm/年の隆起速度と見積もられています(文献3−b)。
 また、瓶ヶ森という、標高1900mほどの山には、頂上部に、いわゆる「隆起準平原」と推定される小起伏面が広がっています。
 この地形学的な特徴や、「中央構造線」の右横ずれ断層としての活動時期などから、「石鎚山地」は、第四紀の初頭(約2Ma)から徐々に隆起を開始し、本格的な隆起開始は、第四紀中ごろから(約1Ma〜)と推定されています(文献3−a)、(文献3−b)。


 注2) 断層運動における「右横ずれ」とは、断層の手前側に観察者が立っているとして、
     断層の向こう側が相対的に右側に動くような運動を意味します。
     「左横ずれ」はその逆の動きです。

  ※  “Ma” は、百万年前を意味する単位
3)  石鎚山地の地質概要
 「石鎚山地」の地質の特徴としてまず挙げられるのは、全域が「地帯構造区分」上、「三波川帯」に属しており、高圧型変成岩(主には「結晶片岩類」)が、広範囲に分布している点です(文献4―a)、(産総研「シームレス地質図v2」)。

 なお本稿は、添付の図4,図5も、ご参照ください。

 「石鎚山地」に分布している「結晶片岩類」の形成メカニズムですが、海洋プレートの陸側プレート下への沈み込みに伴って地下深くに押し込まれた「付加体」が原岩であり、数十kmの深さまで沈み込んで、地圧による変成作用を受け、「結晶片岩類」へと変化したもの、と推定されています(文献4−a)。
 地下深くまで沈み込んだ地質体が、なぜ地表にまで再上昇してきたか? という点に関するメカニズムは、まだ良く解っておらず、地質学上の大きな課題となっています。

 ところで「結晶片岩類」とは、数種類の岩石のグループであり、見た目や原岩の種類によって、いくつかの種類に分けられています(文献6)。
 「石鎚山地」で分布域が広いのは、「苦鉄質片岩(くてつしつへんがん)」(「緑色片岩(りょくしょくへんがん)」とも呼ぶ)と、「泥質片岩(でいしつへんがん)」です(産総研「シームレス地質図v2」、図5)。
 他には、砂岩を原岩とした「砂質片岩」や、チャートを原岩とした「珪質片岩」も多少、分布しています(文献4−a)、(産総研「シームレス地質図v2」)、図5。
 「石鎚山地」に分布している「結晶片岩類」の詳細は、後の章で詳しく述べます。


 「石鎚山地」の地質としては、上記のとおり、高圧型変成岩である「結晶片岩」類が主体でできている山地ですが、一部には別の地質体が分布しています。

 まず、最高峰の石鎚山とその周辺、及び「石鎚山地 西部ゾーン」には、約15〜13Ma(新第三紀 中新世)に生じた火山活動に由来する、火山岩類(主に安山岩質の、火砕流堆積物や溶岩)が分布しています。また石鎚山の南側の、面河(おもご)渓谷では、その火山の元となったマグマが固まってできた花崗岩類が露出しています(文献4−b)、(産総研「シームレス地質図v2」、図4)。

 また、「赤石山系」、「二ツ岳山系」には、カンラン岩というマントル由来の岩石 及び、変成ハンレイ岩、片麻岩類などの「高度変成岩類」 (注3) が分布しています(文献4−c)、(産総研「シームレス地質図v2」、図5)。

 また、瓶ヶ森付近や、「石鎚山地 西部ゾーン」の山麓部などには、「久万(くま)層群」と呼ばれる、新第三紀 中新世に堆積した、堆積岩(主に礫岩)が分布しています(文献4−d)、(産総研「シームレス地質図v2」、図4)。

 これらの「石鎚山地」に分布している各種地質体の詳細は、後の各章で詳しく述べます。

 このように、「石鎚山地」を構成している地質体(岩石類)は以外とバラエティーに富んでおり、地質体の種類によって、地形的にも差異があります。
 具体的には、「石鎚山地」のうち、「結晶片岩類」が分布している領域の稜線部は、笹原が広がる意外となだらかな山容です。
 一方、火山岩類が分布している石鎚山とその周辺 及び、カンラン岩や「高度変成岩」が分布している「赤石山系」、「二ツ岳山系」には、険しい岩稜状の稜線部が多くあります。

 つまり「石鎚山地」は、「地質」と「地形」との関連性が良く表れている山地と言えます。
 

 注3) 「石鎚山地」のうち、「赤石山系」、「二ツ岳山系」には、
     「結晶片岩類」とは異なる変成岩類が分布しています。
      これらの変成岩類は、文献、成書、「地質図」ごとに、
      岩石の名称が、異なっています。
      この第1部では、説明の混乱を防ぐため、これらの変成岩類をまとめて、
      「高度変成岩類」と呼ぶことにします。
      あくまで説明の為の、この第1部だけで使用する用語であり、
      オーソライズされた用語ではありません。
(参考文献)
文献1) 石川、伊藤、丹下、豊田、新山、西田、松井 共著
    「新・分県献登山ガイド 37 愛媛県の山」
     山と渓谷社 刊 (2004)


文献2) 大森、森田、山岡、山本 共著
    「新・分県登山ガイド 38 高知県の山」
     山と渓谷社 刊 (2006)


文献3)太田、成瀬、田中、岡田 編
   「日本の地形 第6巻 近畿・中国・四国」
      東京大学出版会 刊 (2004)
 
  文献3−a)  文献3)のうち、
    第6部 「中央構造線とその周辺」の、「概説」の項、 
    6−4章 「讃岐山脈と中央構造線」の項、及び、
    6−5章 「石鎚山地北麓の中央構造線」の項

  文献3−b) 文献3)のうち、
    第7―1章 「四国山地」の項、及び
    図7.2.1 「単位地域の平均海抜高度から推定された
            (四国の)100万年間の平均隆起量の分布」
   

文献4) 日本地質学会 編
    「日本地方地質誌 第7巻 四国地方」
      朝倉書店 刊 (2010)

  文献4−a) 文献4)のうち、
    1−4−2項 「四国の各地帯の概要/三波川帯」の項 及び、
    第3部「三波川帯」の、各項

  文献4−b) 文献4)のうち、
    第7部 「新第三紀火成岩類」の項 全般、及び
    7−2−4項「石鎚火成岩類」の項

  文献4−c) 文献4)のうち、
    3−1−5項 「(三波川帯の)変斑レイ岩・カンラン岩(蛇紋岩)」の項

  文献4−d) 文献4)のうち、
    第8部 「新生代堆積岩類」の、
     8−2−3−b項 「久万層群」の項 


文献5) 貝塚、太田、小あぜ、小池、野上、町田、米倉 編 
    「写真と図で見る地形学」  
      東京大学出版会 刊 (1985) のうち、
     11−1章「横ずれ断層地形;石鎚山脈北麓の中央構造線活断層系」
     の項


文献6) 西本 著
   「観察を楽しむ 特徴がわかる 岩石図鑑」
     ナツメ社 刊 (2020)
     のうち、第5章「変成岩」の各項
【書記事項】
初版リリース;2020年4月8日

△改訂1;(2022年2月7日)
   ・章内を2つの節に区分
   ・第1−1章へのリンクを追加。
   ・書記事項の項を新設、記載。

△改訂2;(2022年11月23日)
  ・「第一部」の全面改訂作業に伴い、章の番号を「1−2章」から「1−3章」に変更
  ・章の名称を「石鎚山脈の概要」から、「石鎚山地の地形と地質の概要」に変更
  ・本文を全面的に見直し、加筆、修正
  ・本文見直しに伴い、節区分を2つから3つに変更
  ・「はじめに」の項を新設
  ・「参考文献」の項を新設、記載
  ・参考用の、地形図、地質図を添付
  

△最新改訂年月日;2022年11月23日
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