塔ノ岳 悔の記
DC10
- GPS
- 21:10
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,373m
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【1日目】0810大倉高原山の家-(大倉尾根)-1030塔ノ岳1050-1120二俣分岐-(小丸尾根)-1230二俣-(西山林道)-1340大倉
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
鎖場等なし。ただし、この時期は山頂付近で残雪があるため、軽アイゼン等必要。特にやせ尾根で滑らないように注意。 |
写真
拍手標高600mで景色が良いです。
山小屋の隣に幕営指定地があり、
水場もトイレもあります。
今回の屋根、Vango helium200。1.4�圓任后�
二人用とのことですが、
現実的には結構窮屈かも。
ひとりでゆったり使うのが
良いかと思います。
軽い分、ペグが効く所でないと
つらいでしょう。
1.4�圓任后�
二人用とのことですが、
現実的には結構窮屈かも。
ひとりでゆったり使うのが
良いかと思います。
軽い分、ペグが効く所でないと
つらいでしょう。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、
素晴らしい!
風防の中にひそむ
お手製のアルミ缶アルコールストーブは
11gです。
おそらく最低気温は5度ぐらい。
感想
1週間後に東京マラソンを控えた週末、最終RUN練習かor野山に繰り出すか。
そんな時は迷わず後者、寝坊した土曜日にお山へGOです。
前の晩の夜更かしから、
通常日帰りのコースを1泊2日という行程で臨みます。
バックパックには3食分の食料・水・燃料を搭載し
10.7�圓砲覆辰討靴泙い泙靴拭�ベースウェイトは6�圈�
UL道の信者としては、よろしくない数字ですが
冷え込む時期なので安眠を確保したく、
マット2枚という贅沢装備をチョイスしたので止むを得ません。
今回向かう先は丹沢塔ノ岳です。
これまで西丹沢ばかりだったので、初の東丹沢になります。
15時に都内を出発し、途中SAで吉野家を食らいつつ、
大倉到着は16時半になりました。
登山口から犬連れでテクテク歩いていくと、
40分ほどで大倉高原山の家に到着です。
ここは丹沢で唯一幕営ができるポイント。
ご主人に400円をお支払いし
薄暮の中、今宵の屋根を設営します。
持参したテントはVango Helium200、初投入です。
前日近所の神社で試し張りをしたので、
10分程度で綺麗にセットできました。
軽量のため自立式ではありません。
ペグは最低でも5本必要なので地面を選ぶ幕でしょう。
やっぱりテント泊は気持ちいい!
この開放感は何とも言えません。
他の登山客がいないのでテン場は貸切状態。
日没後、秦野の夜景もきれいに見えてきました。
アルファ米のチーズリゾットもおいしくいただけます。
気をよくして携帯のmp3で音楽を聞きまくり。
電波が入るため、検索もfacebookも可能です。
スマートフォンの発明に感謝。
ホットウィスキーが効いてきたころ、
愛犬2匹もモゾモゾとシュラフの中に入ってきました。
多少窮屈ではありますが、就寝としましょうか。
登山者の声が聞こえます。朝でした。
またもやアルファ米の五目チラシを摂って、出発です。
携帯を確認するとバッテリーが黄色信号の様子。
毎回ワンコの登頂写真を撮影している携帯なので、
山頂の一枚のために道中の写真はあきらめることにしましょう。
大倉尾根は階段も多く、ひたすら登りになります。
何回か休憩をはさみつつ、花立山荘にさしかかるころ、
初老の歩荷さんとすれ違いました。
なんという大腿筋!
我が足腰は鍛錬が足りないことを痛感いたしました。
気も引き締まったところで金冷シに差し掛かりました。
この辺から残雪が踏み固められた道になってきたので、
念のために持ってきていた軽アイゼンを装着です。
雪を見たワンコたちも覚醒されたか、
互いにトップを取り私をリードしてくれました。
彼らにとっては、さながらラッセル泥棒に見えたことでしょう。
20分ほどで塔ノ岳山頂に到着。
周囲は霧に囲まれ、展望はありませんでした。
よし、寒いけど2匹の登頂記録写真を撮ろう、と思った時、
携帯の画面を見るとアナーキーな数列が!
ポケットに入れっぱなしでボタンを押しまくっていました。
電池ははもちろんレッドアラート。
急いで撮らねば、とシャッターボタンに手をかけたとき、
画面はフェードアウトしました…。
2匹の相棒様、せっかく君たちが冬の大倉尾根をやってくれたというのに、
判断力に欠けた私とザイルを組んでしまったがため、
こんなことになってしまいスマン。
記録には残せませんでしたが、
私の眼には勇姿をしっかり焼き付けましたのでお許しいただきたい。
帰ったらササミを山盛りあげますから。
ワンコらも心なしかフテっているようなので
山頂の休憩もそこそこに下山します。
二俣分岐までは残雪も多いのでご注意ください。
以降、小丸尾根は雪はなかったので軽アイゼンは外しましたが、
南斜面でぬかるんだ箇所がチョコチョコあります。
特に木の根がつるっと滑るので気を付けましょう。
二俣を過ぎると、小一時間のフラットな林道歩きを経て大倉に到着。
これで山頂の愛犬写真を収めることができたならば言うことなしだったのですが、この点、唯一悔いが残ります。
携帯でいろいろなことを済ませる場合、
バッテリーの予備を持つぐらいのことをしなければならないという、
いい教訓になりました。
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ricalojpと申します。ricalonの夫です。
大倉高原山の家のテン場、目からうろこです。抜け落ちてました。私も一度テントしてみます。
質問箱には書き込みしにくいですが、西丹沢には犬連れでいってます。犬連れで自然教室の方とお話しても注意されたことはありませんね。
では。
ricalojp様
初めまして。コメントを頂戴したにもかかわらずお返事が遅れてしまい申し訳ございませんでした。犬連れ登山は場所や周囲の環境によって肩身の狭い思いをしますので、なかなか情報を得難いですね。ただ、西丹沢の場合は皮膚感覚としてドッグフレンドリーなケースが多いような感じがしました。また、奥秩父も犬とともに猟で生業を立てていた歴史がありますので、理解が得られやすいようです。今後ともなにとぞよろしくお願いします。
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