稲包山♪小雪舞う冬支度の上越国境トレイル♪

2016年11月03日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.9km
• 登り: 955m
• 下り: 955m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:55

9:30 三国トンネル湯沢口駐車場 発
9:40 0:00 送電線巡視路
10:10 0:00 長倉山下分岐
10:55 0:00 キワノ平ノ頭
11:20 0:00 コペックラ沢分岐
12:10 12:40 稲包山山頂(1598m) ランチタイム
13:30 0:00 コペックラ沢分岐
13:55 14:05 キワノ平ノ頭
14:45 0:00 長倉山
15:05 0:00 三国峠
15:25 未来二トンネル湯沢口駐車場 着

＜5時間55分＞

天候

晴れたり曇ったり小雪が舞ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○太田藪塚ICから月夜野ICまで高速道路を利用。
○国道17号線の三国トンネル湯沢口に駐車。
〈自宅から1時間40分〉

コース状況／危険箇所等

○2日前に降った雪が残る北斜面は、泥濘がひどくてぐちゃぐちゃ。急斜面では慎重に歩きました。
○長倉山から三国峠までは、群馬県側が切れ落ちた細尾根と直滑降の急斜面で、登りにも下りにも使いたくな いルート。送電線巡視路の方が、よっぽど安全なルートでした。

その他周辺情報

○湯宿温泉湯本館 → http://www.yujuku-yumotokan.com/onsen.html

写真

稲包山(1598m)

三国トンネル湯沢口からのスタートです。ここは、10月16日に大源太山・三国山に登った時に使わせてもらった駐車場です

歩き安い登山道をソフトに登っていきます

途中から送電線巡視路に入り込みます。近道、近道！

とても歩きやすい巡視路です

苗場方面が見下ろせます

長倉山下分岐に到着。何と、巡視路は進入禁止です。こんないい道なのに、ショートカットもできるのに…

さあ、稜線歩き開始です。これが楽しみだった

群馬県側の斜面は、綺麗に紅葉しています

気持ちいい稜線歩き。ルートがよくわかる

目指す稲包山は、はるか向こうです

その西側には西稲包山がシャープな山容で寄り添っています

振り返ると三国山

平標山と仙ノ倉山は雲の中

キワノ平ノ頭に到着。ノンストップで進みます

前回登った大峰山と吾妻耶山、その向こうに前々回登った三峰山。その向こうが武尊山

赤城山

子持山

小野子三山

山肌の紅葉がとっても綺麗

群馬側は雲があざやかです

アップダウンはしっかりあります

新潟側はどんより雪雲

この季節しか見られないすばらしいコントラスト

ルート上に雪が出てきました

まだまだ目的地は遠い

コッペクラ沢分岐

山頂直下の新道分岐

ラストの登り。北斜面は雪でぐちゃぐちゃです

一番濃霧の時に山頂に到着しました

群馬百名山59座目の記念撮影

苗場山が見えません

東側に赤谷湖が見えます

南側には四万湖

お昼を食べていると、少し明るくなってきました

やっぱり紅葉は綺麗です

苗場山も少しずつ雲が退いてきています

さあ、下山しましょう。日没に間に合わなくなったら大変です

ヘリがまったく見えない谷川岳の方面に飛んでいきます。救助活動でしょうか？

そんなこんなで、苗場山の湿原台地がくっきり現れました

コッペクラ沢分岐

電波塔のある苗場スキー場のトップもくっきり

帰りもたくさん登ります

吾妻耶山の上にヘリが、2往復していますが…

キワノ平ノ頭で着替えの小休止

平標山と仙ノ倉山はついに一日中雲の中でした

最後のピーク長倉山が見えてきました

長倉山下の鉄塔。見上げちゃいます

ラストの登りをがんばりましょう

山頂かと思いきや…

長倉山山頂は、もっと先でした

階段だらけの三国山

想定外のやせ尾根。群馬県側はざっくり切れ落ちています。びびりなので、やばやばでした

その後は、急斜面を直滑降し、びっくり仰天のくだりでした。次回歩くことがあれば、絶対に進入禁止の送電線巡視路を通りたいと思います

三国峠でひと安心

やさしい登山道をくだります

登りでショートカットした送電線巡視路の入口です

ここから紅葉が近くで見られます

やや濃い黄色

黄色と黄緑色の同系色

目の保養になります

心の洗濯になります

日の出ているうちに駐車場に着きました。

帰り道で立ち寄った湯宿温泉湯本館。大浴場更衣室の戸を開けたら、女性が着替えていてビックリ！混浴なんだって。浴室には誰もいませんでしたが…

感想

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少し前の稲包山レコをいくつか見せていただき、快適な秋山のトレイルを楽しめる上越国境の稜線歩きを想定していましたが、11月に入ったためか、冬の訪れを感じさせる冷え冷えの山行になりました。

三国トンネルの湯沢側から登ったのですが、三国峠に向かう途中に送電線巡視路へ入り込み、長倉山をショートカットしました。すごく歩きやすい巡視路でしたが、稜線側に出ると、進入禁止の看板が立っていました。そのため、帰りは巡視路を通らずに長倉山から三国峠に進んだのですが、左右が切れ落ちた痩せ尾根あり、直滑降の急降下ありの登山道で、できれば歩きたくないルートでした。

上越国境の稜線歩きは、山頂に向かって左側が群馬県、右側が新潟県で、こんなにも天候が違うのかと改めて驚きました。群馬側は晴れていて眺望がいいのですが、新潟県側は、雪雲のような重く黒い雲に覆われ、あられや小雪が舞う天候でした。これが左右同時に起きているのです。とても不思議な稜線歩きになりました。