塩沢山 - 深山ダム東の藪山に板室温泉から周回。帰路は自転車で。


- GPS
- 06:46
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,050m
コースタイム
天候 | うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場〜塩沢山> ・板室温泉神社→上の原園地→板室発電所調圧水槽の順に辿り(ここまで道あり)、水槽左の尾根に取り付きます。 ・尾根取り付き以降は、かつての赤ペンキと獣道っぽい薄い踏み跡がありますが、特に迷う場所はありません。 ・取り付いてすぐ、滑りだしたら止まらないかもしれないザレの激急登になります。左側が切れ落ちているので要注意です。 ・830m付近から笹が出てきますが、高さは膝からせいぜい腰くらいまでで漕ぐほどではありません。 ・1100mくらいに崩落場所があります。 <塩沢山〜1個目(No.6)の鉄塔> ・この間、獣道っぽい薄い踏み跡があります。(テープ類は無し) ・塩沢山から降り始めてまもなく、風で倒れそうなくらい薄っぺらい岩尾根になります。安全のため尾根筋の北側斜面を下りますが、灌木ヤブがひどくザックなどが引っ掛かりなかなか進めません。勇気があれば尾根筋の方が歩きやすいかもしれません。 ・岩尾根帯を過ぎると、スズタケの斜面になり尾根が広がります。進路を間違えないように。私も2回修正しました。 <1個目(No.6)の鉄塔〜2個目(No.5)の鉄塔> ・1個目(No.6)の鉄塔からの巡視路は上下に向かってあり、下は深山ダム下流に降りて下山完了です。上は2個目(No.5)の鉄塔に続いています。 ・巡視路ではありますが、意外に難路です。電線様のケーブルが、急斜面ではトラロープ代わり、踏み跡不明瞭な岩場では進路を指し示しています。(テープ類は無し) <2個目(No.5)の鉄塔〜下山(深山ダム)> ・登山道と言っても良いほど快適な道です。テープ類はありませんが踏み跡明瞭です。 ・鉄塔No.4とNo.5の分岐点から沢筋を下れば車道に出て下山完了です。 <深山ダム〜P867.2> ・安全な取り付き場所はありません。私は格子状の法面を登り、駐車場トイレ脇から降りてきましたが、駐車場トイレ脇の方がマシだと思います。(写真やログ参照のこと) ・尾根に乗れば、踏み跡等はありませんが快適です。 <深山ダム〜駐車場> ・約8Kmを自転車で移動しました。基本的には下りですが登り区間もあります。 ・当日は2ヶ所で法面工事が行われており、その区間はタイマー式信号による交互通行です。 |
写真
感想
塩沢山は2回目だ。1回目はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-630107.html
前回は、帰路の車道が長過ぎるという理由で断念した塩沢山南尾根(仮称)を、今回は自転車利用で板室温泉から登った。
尾根までは、板室発電所調圧水槽まで道が続いていたため、取り付きに苦労することはなかった。
尾根自体は、多少灌木がうるさかったり崩落場所があったりはしたが、心配した笹も背丈は低かったので、特に問題なく登ることができた。
山頂には山名板がしっかりあった。どうして前回は気付かなかったんだろう?
塩沢山からは計画通り、険しい岩尾根や灌木帯を深山ダムに向かって下り、鉄塔(No.6)に到着したが、この先で計画が狂った。
鉄塔(No.6)から更に下ればダムの下流域に降りられることは前回の山行でわかってはいたが、降りた後で再びダムまで登ることが嫌だったので、北に延びる別の巡視路に進んだ。きっとこちらの方が効率よくダムに戻れるルートだと踏んだからだが、実はこれ、隣の鉄塔(No.5)に至るルートだったのである。横着した罰ですね。
ただこのルートはハイカーにとってもなかなか渋く、しかも電線ケーブルがトラロープやテープ代わりになっていて「さすが電力会社」と感心させられる意外に面白いルートだったので、ちょっと得したかもしれない。
深山ダムに戻った後は、深山湖右岸のP1222に登って那須連山を眺めながらランチにする計画だったが、時間が押していたのでそれはパスし、南にあるP867.2でランチにすることにした。
さて取り付きはどこだ?入れる場所が無いはずはないと思いながら、辺りをウロウロしてみたが全面落石防止が施してあったので、行儀が悪いと思いながらも傾斜が緩そうな格子状のコンクリート壁をよじ登った。見つかって通報でもされたらどうしようと、ちょっと心配だったが。
(コース状況にも書いたように、取り付きはトイレ脇のヤブっぽい場所の方が安全でしょう。数mの斜面ですが。)
大したヤブもなく快適な尾根を登っていくと、相当古い赤テープが山頂であることを示しており、そばには三角点があった。早速、今頃になって射してきた陽光で明るくなった山頂でランチにした。食後のコーヒーカップを包むように持つと冷えた両手が暖かかく、今年もこんな季節になったなぁと感じた。
その後は、深山ダムにデポしてある自転車で板室温泉までの約8Kmを下り、無事に下山完了しました。途中の法面工事には参ったけど。
今回も、激ヤブに遭遇することなくVルートを歩くことができ満足な山行となりました。紅葉も終盤とは言え、1000m以下ではまだ十分に見ることができたし。。。
今日(11/9)は、我が家に小雪が舞っています。まだ見ていないけど山は間違いなく雪化粧していることでしょう。
コッチの雪山っていつも吹雪いているイメージがあるけど実際どうなんだろう。徐々に経験して行く必要があるかも知れないけど、ピッケルを買うつもりはないので、冬は特に低山に徹しようと思う。
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