晩秋の鎌倉岳 鰍登山口〜小塚登山口ぐるりと一周

2016年11月12日(土) [日帰り]

• GPS: 03:22
• 距離: 5.7km
• 登り: 476m
• 下り: 458m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:51
• 休憩: 1:29
• 合計: 3:20

10:05 鰍登山口
10:36 10:36 石切場跡
11:00 12:29 鎌倉岳
13:00 13:00 小塚登山口
13:25 13:25 鰍登山口
13:25 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

萩平登山口、椚平登山口、小塚登山口ともうひとつある登山口がある鎌倉岳。
3.11震災以後、6年半ぶりに登りました。震災後は人が離れ、藪山びなってしまっているのかと心配していたが、一部除染も行われていたのだと思われるが登山道は震災前と変わらぬ状態だった。石切場分岐は藪が深くなってしまってはいたけど、特に危険個所はなかった。

写真

11/12 9:47

6年半ぶりに鎌倉岳へ
昨日は冬並みの冷たい雨が続いたが、今日はまずまずの秋日和

11/12 9:51

鰍（カジカ＝ドンコ）登山口到着

11/12 10:08

晩秋を感じさせる

11/12 10:08

線量計持参した。モードは積算線量表示で0.15

11/12 10:15

11/12 10:16

前後に歩く人影はない

11/12 10:18

除染効果なのか？良く整備された登山道が続く

11/12 10:21

徐々に積算線量の数値が上昇0.19

11/12 10:32

0.24

11/12 10:37

萩平登山口との分岐　積算0.27

11/12 10:38

石切場分岐　積算0.28

11/12 10:39

ここから岩と根っこの急登となる

11/12 10:40

積算0.30

11/12 10:49

11/12 10:51

11/12 10:54

11/12 10:56

積算0.39

11/12 10:57

11/12 10:59

動物的な岩

11/12 11:01

11/12 11:03

山頂の山陰がみえてきた

11/12 11:05

小塚分岐　積算0.44

11/12 11:05

昨日の雨で活き活きした岩苔

11/12 11:07

山頂直下の木の階段
新しくなっています

11/12 11:10

山頂　積算0.48
登山開始してちょうど1時間だったので
道中は0.48-0.18＝毎時、平均0.30μsv

11/12 11:26

山頂の360度のパノラマを楽しむ

11/12 11:26

11/12 11:26

11/12 11:27

避難解除された葛尾村の山々
日山　竜子山　五十人山　

11/12 11:27

左端は桧山の風車がたくさん見えていたけど
写真には写っていない（泣）

11/12 11:28

高柴山　黒石山　片曽根山

11/12 11:41

麓は萩平、椚平　　紅葉はピーク

11/12 11:41

常葉のムシムシランド　奥に移ケ岳

11/12 11:41

移ケ岳と富士山遠望できる麓山

11/12 11:41

山頂の祠

11/12 11:44

移ケ岳とムシムシランドのアップ

11/12 11:55

山頂で1時間近くまったりする
山頂の北隣に見えた大岩にチャレンジ

11/12 11:56

踏み跡は弱いけど下っていくが、急でした。

11/12 11:56

鞍部はクマザサをかき分けて進む

11/12 11:57

歩いていませんね？

11/12 11:58

オーイ！どこだ？？？

11/12 11:58

大岩の割れ目を行くのだろう？

11/12 12:00

木の根っこにつかまりながら岩登り

11/12 12:00

難所あり！

11/12 12:01

古いロープに手がどうしても届かなく細君はここで断念

11/12 12:02

一人、進んでいきました

11/12 12:02

初めて見る大岩

11/12 12:03

雨で目覚めて葉を広げるコケ

11/12 15:08

大岩登頂！
細君が山頂へ戻る斜面の木々の間から撮ってくれました

11/12 12:05

山頂をふりかえります

11/12 12:06

11/12 12:06

11/12 12:09

山頂は、ここから見ると人面岩でした
よく見ると、赤いジャンバーの細君が写っている

11/12 12:05

更に北隣の大岩に続く踏み跡がありましたが藪が深いのでここで退散

11/12 12:09

鰍の集落

11/12 12:12

下山予定の小塚登山口方面

11/12 12:12

11/12 12:13

両脇に切れおちています

11/12 12:14

モフモフの苔

11/12 12:14

11/12 12:15

11/12 12:16

ドラゴン岩

11/12 12:17

苔に覆われた大岩

11/12 12:21

リボン発見
山頂への急坂を木につかまりまがら戻りました。

小塚分岐で声かけを受けた。3年ぶりに再会。
山って面白いなぁ

11/12 12:38

初めて下りる小塚コース

11/12 12:39

こんな大岩もありました

11/12 12:40

比較的緩やかな斜面の樹林歩きが続く

11/12 12:46

11/12 12:46

11/12 12:49

11/12 12:51

11/12 12:52

11/12 12:52

11/12 12:54

11/12 12:55

11/12 12:57

11/12 12:58

11/12 12:59

分岐から30分程度で下山

11/12 12:59

田んぼ道を通って県道に向かいます。
ナビ通りに歩いて行きました。

11/12 13:00

11/12 13:10

振り返ると、小塚コースの尾根がよくみえていました

11/12 13:12

11/12 13:13

11/12 13:13

11/12 13:15

11/12 13:19

お天気がよくなり、周辺の山々をみながらの車道歩きを1km程度

11/12 13:25

11/12 13:26

鰍登山口に戻りました。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 非常食 飲料 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

感想

redtalecat

原発事故が発生した前の年の4月に登って以来6年半ぶりに鎌倉岳を紅葉を期待して細君と訪ねました。
全村避難した葛尾村や都路村がすぐ傍だったので、久々に線量計持参してモニタリングしながらの登山でした。
放射線量計は積算線量を表示する設定になっていたのに下山まで気が付かず、ポイントポイントの空間線量を記録できませんでしたが、約3時間での積算線量は0.85μSVでしたので、推定で毎時0.28μSVが現在の鎌倉岳の実態と言って良いと思います。
鎌倉岳は三度目でした。晴天の予報でしたが、風も少なくて360度の阿武隈山系パノラマを満喫。裾野はもうじき散ってしまいそうな晩秋の錦絵。
遠望は良くはありませんでしたが、6年ぶりで懐かしい展望を楽しむことができました。
　山頂には大岩のピークが三か所あり、山頂は最東端の大岩ですが、今回、初めて隣のピークも登れそうだったので道を探して登りました。地図には表示されてはいませんでしたが、踏み跡は弱くてもリボンが数か所あり、急坂を下り、背丈以上の熊笹をかき分けて大岩にとりつきローブを頼りに登ることができました。更に隣のピークに続く踏み跡も確認できましたが、藪が深く退散。
　細君も途中までついてきたのですが、コンパスの長さが10cm短い為か？大岩を登れず退散。
下山は、山頂直下の分岐から初めて小塚登山口へ下山。分岐では思いもしなかった再会。登って来られた方に声かけを受け「誰かな？」と思ったら3年ぶりの再会。息子の元上司だった方で我が家にも泊まって酒飲みした。親子で登ってこられました。仲の良い親子で羨ましかったです。
　小塚コースはメインルートの岩の急坂とは異なり、緩やかな登山道が続く快適な樹林歩きでした。登山道はしっかり残っていましたが、蜘蛛の巣が張っていたり、最近は登られていない様子。
鰍登山口まで約1kmの車道歩きをしてスタート地点に戻ることができました。