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Yamareco

記録ID: 1006107
全員に公開
ハイキング
東海

タンポ(一等三角点を戴く奥美濃の藪山)

2016年11月13日(日) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:00
合計
6:30
9:00
390
水鳥谷地蔵
15:30
水鳥谷地蔵
水鳥谷地蔵09:00 - 乗越峠09:30 - 西台山10:15(15分休憩) - タンポ11:30(1時間30分休憩)- 西台山14:00 - 乗越峠 14:45 - 水鳥谷地蔵 15:30
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R157を赤い橋を渡って、地震断層記念館方面へ。水鳥駅の先1Kmにお地蔵のある水鳥横倉林道入口。
コース状況/
危険箇所等
水鳥横倉林道は落石多く慎重な運転が求められる。乗越峠から先、登山道らしき道は無い。薄い踏み跡と、所どころにピンクテープ。とにかく尾根を忠実に辿る。歩きやすいところ、それは獣道。西台山からの帰路、一番歩き難いところが本来の道。開けた歩きやすそうな道はすべて獣道。途中ピンクテープが2種類ある。一つはとんでもない方向に続いている。迷ったら地図とコンパスで自分の位置を確かめること。暗くなると落ち葉で踏み跡を見つけるのは困難となってしまう。
愛車をいつものモミジの木の下に駐車。今日も一台のみ。後ろは高尾、魚金山方面。
2016年11月13日 08:54撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 8:54
愛車をいつものモミジの木の下に駐車。今日も一台のみ。後ろは高尾、魚金山方面。
全山紅葉の西台山。
2016年11月13日 08:54撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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全山紅葉の西台山。
乗越峠の一本モミジと西台山。
2016年11月13日 08:55撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 8:55
乗越峠の一本モミジと西台山。
西台山、タンポ登山口。どこが登山道なのか判りずらい。右手の岩の尾根にかすかな踏み跡。
2016年11月13日 08:56撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 8:56
西台山、タンポ登山口。どこが登山道なのか判りずらい。右手の岩の尾根にかすかな踏み跡。
乗越峠の紅葉。
2016年11月13日 08:53撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 8:53
乗越峠の紅葉。
西台山直下の岩場。行きは問題ないが、帰りはこの岩を見つけるのに苦労する。
2016年11月13日 10:09撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 10:09
西台山直下の岩場。行きは問題ないが、帰りはこの岩を見つけるのに苦労する。
ヤブの中の西台山。写真左手に横倉からの登山道があったが今は激ヤブ。風も無いのにガサガサ、ヤブが揺れた。
2016年11月13日 10:13撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 10:13
ヤブの中の西台山。写真左手に横倉からの登山道があったが今は激ヤブ。風も無いのにガサガサ、ヤブが揺れた。
この山に登山道は無い。踏み跡を探すが、けものの踏み跡の方が多い。うっかり、歩きやすい所へ行くと、そこはケモノ専用道。
2016年11月13日 10:13撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 10:13
この山に登山道は無い。踏み跡を探すが、けものの踏み跡の方が多い。うっかり、歩きやすい所へ行くと、そこはケモノ専用道。
真っ赤なトンネルをいくつもくぐる。
2016年11月13日 10:29撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 10:29
真っ赤なトンネルをいくつもくぐる。
ケモノのヌタ場。ヤブの無い歩きやすそうな道はすべて獣道。
2016年11月13日 10:36撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 10:36
ケモノのヌタ場。ヤブの無い歩きやすそうな道はすべて獣道。
2016年11月13日 10:36撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 10:36
タンポ小ピークから見た加賀白山。手前の三角は美濃富士屏風。さらに手前は川浦(かおれ)三山の左門と明神。左端に荒島もちょっと見える。一番手前は雷倉の尾根。
2016年11月13日 11:12撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 11:12
タンポ小ピークから見た加賀白山。手前の三角は美濃富士屏風。さらに手前は川浦(かおれ)三山の左門と明神。左端に荒島もちょっと見える。一番手前は雷倉の尾根。
小ピークからタンポ山頂。この辺りヤブの中で踏み跡不明瞭。とにかく山頂目指してヤブを漕ぐ。
2016年11月13日 12:58撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 12:58
小ピークからタンポ山頂。この辺りヤブの中で踏み跡不明瞭。とにかく山頂目指してヤブを漕ぐ。
ヤブの中のタンポ山頂。見通しはほとんど無い。
2016年11月13日 11:20撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 11:20
ヤブの中のタンポ山頂。見通しはほとんど無い。
一等三角点。
2016年11月13日 11:20撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 11:20
一等三角点。
この山に地図とコンパス、もしくはGPS必携。ハーモニカはどうでも良い。
2016年11月13日 12:09撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 12:09
この山に地図とコンパス、もしくはGPS必携。ハーモニカはどうでも良い。
花房山。今日は当初、花房ー小津の縦走を計画していたが、揖斐川マラソンで国道通行規制のため予定変更。
2016年11月13日 11:32撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 11:32
花房山。今日は当初、花房ー小津の縦走を計画していたが、揖斐川マラソンで国道通行規制のため予定変更。
小津権現。
2016年11月13日 12:58撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 12:58
小津権現。
頂上直下尾根のヌタ場。この辺り獣の匂いムンムン。棚田のように3段ある。
2016年11月13日 12:56撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 12:56
頂上直下尾根のヌタ場。この辺り獣の匂いムンムン。棚田のように3段ある。
帰り道の林道から見た魚金山方面。
2016年11月13日 15:09撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 15:09
帰り道の林道から見た魚金山方面。
魚金山は植林の山。紅葉に囲まれてなぜか杉林が新鮮に感じられる。
2016年11月13日 15:22撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 15:22
魚金山は植林の山。紅葉に囲まれてなぜか杉林が新鮮に感じられる。
水鳥横倉林道入口のお地蔵さん。
2016年11月13日 15:36撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 15:36
水鳥横倉林道入口のお地蔵さん。
根尾川と倉見。
2016年11月13日 15:37撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/13 15:37
根尾川と倉見。

感想

 奥美濃の一等三角点を戴く山は5山ある。能郷白山、三周ヶ岳、大日が岳、高賀山とタンポである。この中でタンポ以外は登山道もしっかりしていて、結構人気がある山ばかりだ。私はタンポに登るのは7回目(頂上テント泊1回)になるが、頂上で他の登山者と出会ったのは数回しかない。ほとんど人気がない。(今日は一人、三河方面からだという単独の登山者にであった。白倉谷から激ヤブをこいで登ってきた。小津方面から登る登山者には初めて出会った。かなりの物好きで猛者だと見た。)
 奥美濃の山もここ15年ぐらいで随分変わった。能郷白山も温見道が出来てから登山者が飛躍的に増えた。高賀、蕪は家族ハイキングの山で、あの激ヤブだった倉見でさえ、鼻歌気分で登れるようになったようだ。いい事ではある。
 変わっていない代表のひとつが「タンポ」だろう。30年前と全く変化がない。頑固なぐらい藪山のスタイルを変えていない。標識ひとつ無い。変わったのは水鳥横倉林道ができて乗越峠まで車で入れることぐらいだ。便利にはなったが、登山者は増えていない。ひと月に物好きが5〜6人だろうか。踏み跡の状態からそう考える。これでいいのかも知れない。ひとつぐらいこんな山があってもいいだろう。山頂の杉の木5〜6本を切り払うだけで、加賀、能郷両白山の絶好の展望台になるだろうに。なにしろ、一等三角点の山なのだ。
 快晴で風も無い。周りはどこにも負けないような紅葉だ。2時間近く頂上でくつろいでしまった。ハーモニカも新曲を練習した。良い一日になった。これだから山はやめられない。

三河の猛者が登って来た高地、白倉谷は地図上に林道の記載はあるが、半分以上廃道だ。タンポ直下は激ヤブだっただろう。私もかつて中又谷から試みたこともあったが、あまりのヤブの手強さと熊の恐怖に途中断念した。

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コメント

タンポの思い出
そうなんだ…やっぱり下山は苦労する山なんですね。
わたしたち、割とラクに西台山を経てタンポに着きました。
下山で「この歩きやすいとこを行こう」と道をハズしたら…結局、乗越峠のかなり下まで降りて、ヤブ漕ぎしながら駐車場まで戻りました。
登りより、下山にが時間がかかった思い出があります。
ちょっとナメてた山で痛い目にあいました…

「タンポ」も不思議な名前ですが…「魚金山」も不思議な名前ですよね…ずっと「金魚山」だと思っていた…
2016/11/14 7:11
Re: タンポの思い出
タンポは「月尾谷山」という洒落た名前もありますが、だれもそう呼びません。タンポは「タンポ」なのです。「魚金山」を「金魚山」とは、勘違いにしても、ちょっとかわいそうだ。たしかに妙法が岳から見ると、金魚のように見えなくもありませんが。
 この魚金山は高尾山を過ぎてからは最後まで延々と林道歩きです。「まったくつまらない」というひともいますが、わたしは好きだな。ぶらぶら、遠足気分で歩けます。
2016/11/14 10:58
ムリそうだ。。。
maasuke1さん こんにちは〜

湧谷山とタンポと悩んだのでリアルタイムの希少な情報をありがとうございます
でも。。。こんなボーボーで藪漕ぎ必須では単独ではとてもムリですね
行かなくて良かったデス

でもやっぱり紅葉はキレイ。。。
倉見から見えたのはやっぱりこちらの尾根だったんだ。。。
あぁいつか行ってみたい  憧れます〜
2016/11/14 10:18
Re: ムリそうだ。。。
ぜんぜん「ムリ」ではありませんョ。ルートファインディングの恰好の練習になるとおもいます。(それがまったく出来ない者はぜったいにダメだが)ただ、たしかにケモノは多くいますョ。今回も鹿2頭、リス多数と西台山頂では何やらガサガサ藪が揺れたのに出会いました。
 私の友人に大学で生物を教えている人物がいて、「西台山はギフ蝶の宝庫だ」と言っていましたョ。
2016/11/14 11:20
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