タンポ(一等三角点を戴く奥美濃の藪山)
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水鳥横倉林道は落石多く慎重な運転が求められる。乗越峠から先、登山道らしき道は無い。薄い踏み跡と、所どころにピンクテープ。とにかく尾根を忠実に辿る。歩きやすいところ、それは獣道。西台山からの帰路、一番歩き難いところが本来の道。開けた歩きやすそうな道はすべて獣道。途中ピンクテープが2種類ある。一つはとんでもない方向に続いている。迷ったら地図とコンパスで自分の位置を確かめること。暗くなると落ち葉で踏み跡を見つけるのは困難となってしまう。 |
写真
感想
奥美濃の一等三角点を戴く山は5山ある。能郷白山、三周ヶ岳、大日が岳、高賀山とタンポである。この中でタンポ以外は登山道もしっかりしていて、結構人気がある山ばかりだ。私はタンポに登るのは7回目(頂上テント泊1回)になるが、頂上で他の登山者と出会ったのは数回しかない。ほとんど人気がない。(今日は一人、三河方面からだという単独の登山者にであった。白倉谷から激ヤブをこいで登ってきた。小津方面から登る登山者には初めて出会った。かなりの物好きで猛者だと見た。)
奥美濃の山もここ15年ぐらいで随分変わった。能郷白山も温見道が出来てから登山者が飛躍的に増えた。高賀、蕪は家族ハイキングの山で、あの激ヤブだった倉見でさえ、鼻歌気分で登れるようになったようだ。いい事ではある。
変わっていない代表のひとつが「タンポ」だろう。30年前と全く変化がない。頑固なぐらい藪山のスタイルを変えていない。標識ひとつ無い。変わったのは水鳥横倉林道ができて乗越峠まで車で入れることぐらいだ。便利にはなったが、登山者は増えていない。ひと月に物好きが5〜6人だろうか。踏み跡の状態からそう考える。これでいいのかも知れない。ひとつぐらいこんな山があってもいいだろう。山頂の杉の木5〜6本を切り払うだけで、加賀、能郷両白山の絶好の展望台になるだろうに。なにしろ、一等三角点の山なのだ。
快晴で風も無い。周りはどこにも負けないような紅葉だ。2時間近く頂上でくつろいでしまった。ハーモニカも新曲を練習した。良い一日になった。これだから山はやめられない。
三河の猛者が登って来た高地、白倉谷は地図上に林道の記載はあるが、半分以上廃道だ。タンポ直下は激ヤブだっただろう。私もかつて中又谷から試みたこともあったが、あまりのヤブの手強さと熊の恐怖に途中断念した。
そうなんだ…やっぱり下山は苦労する山なんですね。
わたしたち、割とラクに西台山を経てタンポに着きました。
下山で「この歩きやすいとこを行こう」と道をハズしたら…結局、乗越峠のかなり下まで降りて、ヤブ漕ぎしながら駐車場まで戻りました。
登りより、下山にが時間がかかった思い出があります。
ちょっとナメてた山で痛い目にあいました…
「タンポ」も不思議な名前ですが…「魚金山」も不思議な名前ですよね…ずっと「金魚山」だと思っていた…
タンポは「月尾谷山」という洒落た名前もありますが、だれもそう呼びません。タンポは「タンポ」なのです。「魚金山」を「金魚山」とは、勘違いにしても、ちょっとかわいそうだ。たしかに妙法が岳から見ると、金魚のように見えなくもありませんが。
この魚金山は高尾山を過ぎてからは最後まで延々と林道歩きです。「まったくつまらない」というひともいますが、わたしは好きだな。ぶらぶら、遠足気分で歩けます。
maasuke1さん こんにちは〜
湧谷山とタンポと悩んだのでリアルタイムの希少な情報をありがとうございます
でも。。。こんなボーボーで藪漕ぎ必須では単独ではとてもムリですね
行かなくて良かったデス
でもやっぱり紅葉はキレイ。。。
倉見から見えたのはやっぱりこちらの尾根だったんだ。。。
あぁいつか行ってみたい 憧れます〜
ぜんぜん「ムリ」ではありませんョ。ルートファインディングの恰好の練習になるとおもいます。(それがまったく出来ない者はぜったいにダメだが)ただ、たしかにケモノは多くいますョ。今回も鹿2頭、リス多数と西台山頂では何やらガサガサ藪が揺れたのに出会いました。
私の友人に大学で生物を教えている人物がいて、「西台山はギフ蝶の宝庫だ」と言っていましたョ。
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