大澄山・浅間岳・赤ぼっこ・要害山・愛宕山(草花丘陵から長淵丘陵へ)


- GPS
- 05:10
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 759m
- 下り
- 676m
コースタイム
大澄山 08:20-08:25
三角点(草花村) 08:30
朝日山妙見堂 09:00
浅間岳 09:20-09:30
満地峠 09:50
旧二ッ塚峠 11:00-11:05
馬引沢峠 11:15
赤ぼっこ 11:30-11:40
天狗岩 11:50
要害山 12:05
愛宕山 12:20-12:25
宮ノ平駅 13:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR青梅線 福生駅 (帰り) JR青梅線 宮ノ平駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(1) 福生駅〜大澄山〜浅間岳〜満地峠 草花丘陵のハイキングルートで、道標完備です。住宅地のすぐ脇を歩いたり、ゴルフ場のスレスレを長く歩いたりしますので、印象はイマイチ。余計なアップダウンが多く感じたのも好感度を下げました。 (2) 満地峠〜旧二ッ塚峠 道標は一切ありませんが、明瞭な道が続いており、歩きにくい箇所はありません。ずっと深い緑の中を進む道は思いのほか気持ち良く歩けましたし、傾斜の穏やかなところがほとんどなのも良かったです。ほとんど紹介されていないと思いますが、いい道でした。 なお今回の方向に歩く場合は問題ないと思いますが、逆ルートをたどる場合には、分かりにくい箇所がいくつかあり、間違えずに歩くのは難しいだろうと感じています。 (3) 旧二ッ塚峠〜赤ぼっこ〜天狗岩〜愛宕山 長淵丘陵のハイキングルートで、かつ「山と高原地図」の赤実線ルート。最後の愛宕山の手前で道がやや心許なくなる以外は、何の問題もありません。 (4) 愛宕山〜梅の公園方面の下山路〜宮ノ平駅 愛宕山から北に下る道は、登山地図にも地形図にもなく、この日も歩く予定はなかったのですが、頂上に私製の道標があったので、それに従って降りてみました。 下り切る直前まで明瞭な道が続いていて、使える道だなと感じたのですが、でも車道への降り口は少々怪しげでした。下ってきた場合はどうにでもなりますが、もし登りにこのルートを選んだ場合は、予め要領を分かっていない限り、登り口を見つけられないように思います。 |
写真
感想
今回は2つの丘陵を繋げて、JR青梅線の駅から駅へと歩いてきました。
福生駅から小作駅にかけて、多摩川の対岸に延びている草花丘陵と、青梅駅から日向和田駅にかけて、やはり多摩川の対岸に延びている長淵丘陵です。
これら2つの丘陵の間も、名もない丘陵で結ぶことができたため、道路を歩く箇所がほどんどなく、緑の中を気持ち良く歩ける区間が思いのほか多かったです。
福生駅を出て大通りを歩き始めると、すぐに正面に富士山が見えたりしてびっくりしました。
しばらく住宅地の中を進んで、ハイキングコースの入口を見つけて登り始めたら、すぐに大澄山の頂上でした。
大澄山の先へ進んで鞍部まで下ると、左に細い脇道が分かれていました。そこを登っていくと、途中は少々ヤブっぽくなりますが、三等三角点「草花村」まで明瞭な道が続いていました。GoogleやYahoo!の地図は、この地点を「大澄山」としています。
ほどなくゴルフ場のすぐ脇を進むようになります。浅間岳の頂上もゴルフ場が間近に迫っていて、山頂らしい雰囲気はありませんでした。でもベンチがたくさんあったりして、休憩地としては良い場所でしょう。
満地峠のあたりで広い道路に出ると、草花丘陵のハイキングルートは、そこで右に折れて小作駅へと向かっていきます。
そこを直進するようにして長淵丘陵へと向かうのですが、長淵丘陵エリアに出るまでの間、道標は一切見なくなります。
途中にはいくつも分岐がありますが、この記録と同じ方向に歩く場合には、尾根筋を進むことを理解していれば、間違いそうな箇所はなさそうでした。
満地峠を過ぎると、しばらくは左手が警察の敷地となって、境界のフェンス沿いに道が続いていきます。
そして警察の敷地から離れてフェンスがなくなると、気持ちの良い森の中を穏やかに進む道に変わりました。なぜか機動隊関連の東屋やモニュメントが頻繁に現れます。
二ッ塚峠に付く直前は、逆方向に歩く時は要注意でしょう。逆方向の場合、広い道を道なりに進まずに、左に分かれる細い道を見過ごさないように。
旧二ッ塚峠まで来ると、青梅市の道標が立っていて、ここから先は道標完備となります。
ほどなく左手に廃棄物処分場が現れて、巨大なだけに馬引沢峠を過ぎたかなり先まで、ずっとフェンス沿いの道となります。場内が見やすそうな箇所では、中が見えないように網が張られていましたので、見られてはマズイことが行われているということなのでしょう。
赤ぼっこでは、樹木が不自然に伐採されていて殺風景な代わり、青梅市街などの展望はなかなか素晴らしかったです。
樹木の伐採が、ほかに理由があって行われたことならば良いのですが、展望を良くするためだったとしたら、私はあまり感心しませんが・・・
天狗岩では、赤ぼっこのすぐ近くにあるだけに、赤ぼっことほぼ同じような展望が得られていました。ただし、縦走路から少し外れる程度だと思っていたら、予想外に大きく下ったので、戻る時の登り返しがきつかったです。
要害山は、今日のルートの最高峰ですが、展望もなく、縦走路上の単なるコブの1つに過ぎないという印象でした。
最後の愛宕山への道はやや細くなりますし、手前の分岐点にある道標が愛宕山の方向を「行き止まり」としていますが、愛宕山までは問題なく歩くことができました。
愛宕山からは、来た道を分岐点まで戻ってから、一般ルートで下山する予定にしていたのですが、頂上で気が変わりました。
頂上にあった私製の標識が、さらに北へと延びる道を「梅の谷方面」としていた上に、木の幹にも「梅の公園へ」と書かれていて、それだけ案内されていれば、しっかりした道だろうと思ったのです。
するとその道は、少なくとも冬枯れのこの時期は明瞭に続いていて、青いテープも目印になりました。ただし下り切った地点は問題有りで、初めてでも下る分には良いけれど、登りに使えるのは分かっている人に限られそうでした。
車道に下りた先で青梅街道に出て、信号待ちをしていると、なんと青梅駅行きのバスが目の前を通り過ぎて行きました。
迂闊にもバスは全く調べていなかったのですが、信号のすぐ近くには「稲荷神社」というバス停があり、時刻表を見ると1時間に4本程度の間隔で走っています。
JR青梅線の宮ノ平-青梅間は1時間に2本ですので、運行間隔を比較しただけでもバスに軍配が上がりますし、しかも駅へはまだ15分も歩かなければ着かないことを考えれば、バスのほうが便利ですね。
今回は宮ノ平駅まで歩くつもり満々で来ていたのと、多少なりとも安く上がることも理由に結局は駅まで歩いてしまったのですが、次回はバスの利用を検討すると思います。特に人を連れてくる時は絶対にバスのほうが良さそうです。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2011_01_03/mt2011_01_03.html#20110223
写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2011-02-23
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんばんは、実は私もここ。目をつけておりました
こんばんは。
特に、一般的なコースではなく、道がちゃんとしているのかすら分からなかった中間部が、緩やかな道に終始して歩きやすかったです
一番自然が残っていたのも、意外にもこの区間だったかもしれません。
特段目立った景色があるわけでもなく、変化にも乏しいので、人によっては退屈に感じられるかもしれませんが・・・
はじめまして、こんばんは。
地元中の地元なので、
早速明日歩いてこようと思います。
Chilicaさん、こんばんは。
地元と言うことは、奥多摩に行きやすそうな所にお住まいなのですね。山には便利そう・・・
明日(というか今日ですね)は天気が良さそうですので、山日和ではないかと思います。
あまりピークらしいところがなくて、イマイチ山に登った!って印象には乏しいかもしれませんが、楽しんできて頂ければ幸いです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する