救助訓練 竜爪山 担架引き上げ
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 694m
- 下り
- 708m
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
担架を枝とザイルで作成、現場での引き上げは初めてでした。
担架に乗る役で救助の技術というよりは、別の大変さでした。
皆様、重たくてすみませんでした。
久々の懸垂下降。
なかなか、使う機会はなくとも、こういう機会を作って
体験する大切さを改めて感じました。
先日遭難のあった竜爪山森谷沢で静岡市岳連の救助隊で搬出訓練をやりました。
現場は一般ルートではなくバリエーションルートで牛妻から山寺をとおり竜爪と若山のコルに出る、道ははっきりしていなくて、急で痩せ尾根・がけで非常に滑りやすい危険なルートです。遭難者は上から降りてきたものと思われる。
現場に着いて崖の上にザイルをセットして懸垂下降で崖下におりてけが人・付き添い・引き上げ役を決めて引き上げの準備に入りました。
ザイル担架にけが人を固定して、ザイルをつなげて引き上げ役は上に上がりました。
上に着いた引き上げ役はセルフビレーをとり立ち木に支点を取って最初はユマールでザイルの固定をして滑車1個でそのままの引き上げです。
4人で引いたが、ザイルの抵抗が大きくて上がらないので、3分の1引き上げにセットしなおしての引き上げです。4人で引いてやっと上がりました。30mほどの引き上げでしたので最初から1時間10分ほどでうえまで上げることができました。
打ち合わせがしっかりできていなかったので、上手く上げることができるか?落石は大丈夫か心配でした。
一番大変だったのは怪我人役のUkkyさんでした。大谷崩れの訓練の時は担架もうまくできて、下にマットをひいたりしてやったのが、斜面での作業でザック1個下に引いただけでした。ザイルとか木があたり痛かったと思います。落石の危険もありそうで本当にごくろうさんでした。
反省としては沢山あります。
当日の反省としてザイルのつなげ方です。
ザイル2本で遭難者をあげる。
そのザイルから付添人と担架をつなげる。
上の岩にあたる部分の保護の方法・道具。
担架のセットに関して遭難者の保護をしっかりと。
遭難者が大変にならない配慮。
担架の引き上げにしては参加人数が少ない。
上と下の連絡に無線機の活用。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する