この世界の片隅に 呉 灰ヶ峰→広島 江波山 自転車 ヒルクライム
- GPS
- 09:06
- 距離
- 70.7km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
天候 | 朝方小雨、昼頃一時天気雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 辰川バス停からの登りは直登になるので自転車では難しい。 平坦なルートもあるのでヒルクライム目的ならば迂回したほうがいいでしょう。 |
感想
映画、「この世界の片隅に」が好き過ぎて
ついに呉までいってしまきました。
すでに同じ映画を8回も観てしまう、どハマりぶりです。
ちょうど18きっぷシーズンなので鈍行列車を乗り継いで前日に呉まで。
時間のかかりそうな
大和ミュージアム、てつのくじら館
後、船に乗って呉艦船めぐりは前日に済ませました。
艦船めぐりは通常1300円ですが
「この世界の片隅に」の映画の半券を持っていくと
今なら100円引きとなります。
日は変わって朝方、夜明け前に呉駅前を出発
どうせならSEA TO SUMMITにしようと
前日に船に乗った中央桟橋に立ち寄り。
市街地を灰ヶ峰目指して登ります。
辰川のバス停を発見。
映画では仲人の叔母の小林さんが迎えてくれた場所ですね。
辰川からは港街を眺めるいいポイントを探しながら直登。
傾斜がきつく自転車で死ぬかと思いましたが
お陰様で映画の雰囲気に似た段々畑を
いくつか見つけることができました。
東惣付のバス停からはつづら折りの山道へ。
軽くて非常に走りやすい。
こんな山なら毎週自転車で登りたい。
呉の自転車乗りさんたちが羨ましいです。
呉駅をでて2時間弱で灰ヶ峰山頂へ到着。
戦中の高射砲の基部を利用した展望台があります。
展望台からの眺めはすばらしく
広島から呉、呉から広までこの世界の片隅にの舞台がすべて一望できます。
軍港が丸見えですので昔は許可証をもった一部の者しか、山に入れなかったそうで。
旧澤原家住宅の三ツ倉に立ち寄り。
映画では幾度となく登場するポイントです。
三ツ倉から巡洋艦青葉終焉の地へ。
結構遠いので歩きではきついのではないかと思います。
映画でも登場する青葉は1945年7月28日の空襲で命中弾4をうけ艦尾切断大破着底しました。
戦後もしばらく残っていたそうですが翌年から解体、スクラップに
今では記念碑が建てられております。
青葉終焉の地から広島まで穏やかな瀬戸内海を眺めながら国道31号線を走行。
広島についてからはまず江波山に。
昔は島だったそうですが埋め立てて地続きに。
今は小高い山として残ります。
江波山気象館の展望台に登ってみましたが
残念ながら波のうさぎは見られず。
埋立地も増えてますし背の高い建物も立ちましたので海の眺めはいまいち。
それでも広島市街を眺める絶好のビューポイントです。
江波からは旧太田川、現在の本川を登り
砂利船に乗ったすずさんのルート辿ります。
作中で登場する賑やかな中島本町
現在では平和記念公園となっておりました。
平和資料館を見学した後、旧広島県産業奨励館、原爆ドームを撮影。
当時の姿を残す福屋デパートへ。
建物そのままに一階にLOUIS VUITTONが入るようなおしゃれなデパートになっておりました。
広島城を眺めた後、広島駅前でお好み焼きを。
時間の余裕がないところで早く出てきて誠にありがたい。
朝から何も食べずに行動した腹に見事に収まりました。
輪行袋につめてまた18きっぷで遠路帰宅。
さすがに疲れました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
roudybushさん、こんばんは!
呉市出身のabukataと申します。
この映画はまだ見ていませんし、その原作さえ知らなかった大バチ当たりもんです。
懐かしい地名と共に、画像を見させていただきました。
西教寺は境内で銀玉鉄砲の打ち合いをして住職に叱られた思い出があります。
昨年から何度も帰省して、大和ミュージアムへは行きましたが、灰ヶ峰は登っておりません。
中学時代から何度登ったことでしょう、高校では毎春に新人歓迎登山として全校挙げて登山していました。
私は歩いて登るのが嫌で、写真班としてスーパーカブで先回りして登っていましたが、今となっては何と罰当たりなことをしていたことでしょう。
”この世界の片隅に”・・・嫁はんと見てきます。ありがとうございました。
abukataさんこんにちは。
面白いお話ありがとうございました。
灰ヶ峰は手軽に登れて景色も最高。
こんな山が近くに欲しい、羨ましいと思ってしまいました。
坂の多さにもびっくり。
登り降りするだけでも相当に足腰が鍛えられそうです。
映画是非見てやってください。
風景、習慣、戦中の暮らしの再現に徹底的に拘った作品です。
70年経って街の姿は変われど山の形はかわりません。
地元の方なら作中でも山をみればわかるとのことです。
上映館も公開時にくらべて倍以上に増えましたので見やすくなったと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する