軽めの山行 重いラッセル おいの水谷から護摩堂峠
- GPS
- 03:59
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 470m
- 下り
- 460m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:52
天候 | 小雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の小原林道ラッセル地獄を終え、さすがに連日早朝起床はハード・・・起きてから準備だし。どの山を登るか考えながら勝山から国道157号を谷トンネル方面に向かい、今日は天気が回復するから白山を見に取立山かな〜と思って国道沿いの駐車地に入ると大賑わい。人は多いが雪は少なめ。うーん、どうせ登山道しか滑れないし、人が多いところで山スキーは顰蹙だし、というわけで第三候補のおいの水谷から護摩堂峠にすることにしました。
小原林道アゲインは、出遅れた時点で候補から外れてしまいました。
おいの水谷駐車地まで行くと、雪が残ったまま。雪は少ないので試しにバックから車で突っ込んでみたら、やっぱり除雪の雪の壁があって止まりました。うーん仕方がない、下の展望台駐車地にしますか〜と戻って駐車、準備をします。
スキーを肩に担いで500mほど国道を一人歩く姿は珍妙です。気にしててはいけません。10分も歩きませんからね。
おいの水谷の駐車地に歩いてたどり着くと、さすがにもう雪が少なくてスキー板のソールを傷めることはなさそうです。やれやれ。というわけでスキー履いて歩きます。
さすがに前日の疲労感が若干感じられますが、そりゃそうでしょうね。ここまでまた来ただけでも変態ですよ。
先週末来た時は雪が少なくてショートカットは全然できませんでしたが、今回は雪も増えて歩きならショートカットできそうなので、全部ショートカットして歩きました。まだまだ倒木とかの形がむき出しですし、藪も出てますので面倒ですが、これなら許容範囲でしょう。
しかし昨日の朝はサラサラの新雪だったのに、今朝はもうベチョベチョの雪です。重いですがそれほどまとわりついてきませんし、ゲタもできませんでした。
この重い雪こそ北陸、この雪でスキーヤーが鍛えられるんですよ〜しかしこんなに重い雪でちゃんとターンできるのか、板は走るのか不安を感じながらの登りでした。
谷峠からの林道と合流する地点で9時過ぎ。まだ下山するには早過ぎます。護摩堂峠まで行きましょうか。しかしこの最高に重い雪と深いラッセルではなかなか進みません。あんまりこういうところで時間かけたくないのですが、峠まで50分ほどかかりました。これ、硬い雪なら速いんですけどね。
今年はいかに負担少なく歩くかを調べていたのですが、やはり筋肉をなるべく使わないというのが山スキーでも同じようです。緩い斜面を歩く時は目一杯大股に歩いた方が楽のようです。
ということを考えながら護摩堂峠に到着。最近マイブーム(死語?)のツェルトを張って早いお昼にします。昨日いっぱい歩いたのでお腹空くんです。
遺体捜索には禁じ手のカップヌードルシーフード味。これを食べてげっぷをすると、遺体から出るニオイに通じるところがあって、ニオイを手掛かりに探すことの妨げになるんです。
それはともかく。ゆっくり護摩堂峠で過ごして、いざスキー滑降です・・・と言っても林道は斜度が緩く、ストックで漕いでヒールフリーで歩くといういつものパターンですが。しばらく歩くと前方から人が!おー山で人に会うなんて3週間ぶり(笑)
なんと山スキー4人パーティーさんでした。さぞかし私のトレースで助かったことでしょう(笑)。聞けば谷峠から回ってこられたとのことで、おいの水谷の駐車地に停められなかったためかも知れません。
しばらく会話をしてまた滑っていると今度はスノーシューの単独の方。こちらも谷峠から。みなさんおいの水谷の藪レベルに興味があられるようでしたが、写真を見れば一目瞭然、このレベルを多いと感じるか少なく感じるかはあなた次第?!
さて植林地のショートカットはスキーでも突進します。この重い雪でターンできるのか心配でしたが意外と大丈夫で、ベチャベチャと降りて行きます。林道の重い雪もまあまあ板が走って快調でした。さすがにスキーでの下山は速いですね。おいの水谷の駐車地からは国道157の除雪されたデブリがつながっていたのでそれを滑りますが、実は斜度がなくて結局漕いでました・・・なので歩いても同じたったでしょうね。でもスキーで進むことに山スキーの意義があるんですよ。
日を追うごとにスキー滑降できるところがだんだん増えてきたのは喜ばしい限りです。
山スキーの歩き方、滑り方もまだまだ研究を重ねる余地がたくさんありそうで、いかに負担を軽くできるか、今シーズンのテーマにトレーニングを重ねようと思います。
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